実はこれも、かまぼこでした
ぷちかま記者:
こんにちは!ぷちかま記者です。今日もかまぼこ界のスクープを追っていきます。本日は、かまぼこカリブさんに来ていただいています。かまぼこカリブさん、よろしくお願いいたします!
かまぼこカリブ:
こんにちは!よろしくお願いいたします!
記者:
今日は日本全国、さらには世界まで、いろいろなかまぼこ事情を見ていきたいと思います。最近知ったのですが、ちくわやさつま
『かまぼこのひみつ』(世界文化社)より
記者:
ちなみに、かまぼこカリブさんには、好きなかまぼこはありますか?
カリブ:
うーん、やっぱり板かまぼこですかね。プリプリした食感がたまりません。
小田原かまぼこに使われるオキギスの
記者:
そうなのですね!私は
カリブ:
宮城県の
左:大人のヒラメ 右:ヒラメではなくダルマガレイの仲間ですがヒラメと同じく
記者:
ちなみに、カレイとはどこが違うんですか?
カリブ:
左ヒラメに右カレイ、が有名ですが、他にも口の形が違います。ヒラメはキバのある大きな口が
記者:
これで見分けられるようになりそうです!マップを見ていると、静岡県の黒はんぺんなど、意外と黒いかまぼこも多いんですね。
カリブ:
小田原かまぼこには白身魚が使われますが、黒いかまぼこには主に赤身魚が使われています。例えば、サバ、アジ、イワシなど、
記者:
え、サバやアジ、イワシって、赤身魚なんですね!青魚かと思っていました。
カリブ:
魚は、白身と赤身に分かれるんです。赤身魚には、
記者:
そうだったのですか!
カリブ:
黒はんぺんにも使われるイワシは、大きな群れを作って行動しています。
記者:
魚もいろいろな工夫をしているのですね……。そういえば、はんぺんもかまぼこの仲間ですが、実はヨシキリザメやアオザメといった、サメが使われるそうなのです。昔は、ホシザメというサメが使われていたそう。
カリブ:
サメも、実はよく食べられていますね。特にホシザメは、味がよいことで有名です。他にはネズミザメという、3mほどまで成長するサメも東北地方ではよく食べられています。よく
記者:
サメ自体を食べるイメージがあまりなかったので、
『かまぼこのひみつ』(世界文化社)より
記者:
練り製品は、日本が世界で消費量ナンバーワンなんですね!
カリブ:
さすが、魚食大国ですね。
記者:
スペインの「アングーラス」はうなぎの
カリブ:
日本のカニカマにも、近いかもしれませんね。
記者:
日本にも世界にも、まだまだたくさんのかまぼこがありますね。これからは、どんな魚が使われているのかにも注目しながら、おいしくいただきたいと思います。かまぼこカリブさん、どうもありがとうございました!