2020.08.23
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抗酸化力アップ!活性酸素を退治してアンチエイジング

「活性酸素」をご存知ですか?私たちの身体をサビさせる物質です。今回はその活性酸素を退治する方法をお伝えします。

生活習慣病の原因の9割は活性酸素!

私たちが呼吸し摂取した酸素は、体内で変質して「活性酸素」になります。活性酸素は悪いイメージを持たれがちですが、体内の毒物やウイルスを分解するのに必要です。

しかし問題は活性酸素が増えすぎてしまうと、正常な細胞まで攻撃してしまうこと。そして、身体をサビさせ、生活習慣病や老化やガンの原因となってしまうのです。

なんと生活習慣病の90%が活性酸素が原因ということもわかってきました。

抗酸化力とは

この活性酸素を取り除く力が抗酸化力です。私たちのカラダにはもともと抗酸化酵素が備わっていますが、喫煙や栄養不足、ストレス、紫外線、食品添加物などにより、活性酸素が増えすぎると抗酸化酵素だけでは対応しきれなくなってしまいます。

このため食事から抗酸化作用のある栄養素を取り入れ、抗酸化力を強めることが必要です。

抗酸化作用のある栄養素と多く含まれる食品

【ビタミン】

ビタミンAには活性酸素の発生を抑え、取り除く働きがあります。ビタミンCとEには抗酸化作用に加え、過酸化脂質がつくられるのを抑える働きがあります。

  • ビタミンA・・ピーマン、にんじんなど緑黄色野菜
  • ビタミンC・・レモンなど柑橘系の食べ物
  • ビタミンE・・ゴマ、ピーナツなどナッツ類

【ファイトケミカル】

ファイトケミカルとは、植物が紫外線や昆虫など、植物にとって有害な物から体を守るためにつくり出された色素や香り、辛みなどの成分のことで、摂取した人の体には抗酸化成分として働きます。

  • ポリフェノール・・ブルーベリー、プルーンなど
  • リコピン・・トマト
  • カテキン・・緑茶

おすすめはたんぱく質

抗酸化作用のある栄養素として特におすすめなのがたんぱく質です。たんぱく質は抗酸化作用だけではなく、人間の筋肉や胃腸などの臓器、皮膚といった組織から酵素やホルモン、血液まで、そのほとんどを作る上でもたんぱく質は重要です。

たんぱく質を多く含む食品は様々ですが、その一部をご紹介します。

引用:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」 http://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365297.htm

これらを参考にたんぱく質をたくさん摂りましょう。

毎度毎度の食事で摂るのが難しい様な時は、タンパク質を補給できるサプリメントもオススメです。
最近では、タンパク質の消化吸収を良くしたアミノ酸のサプリメントが数多く販売されていますので、積極的に取り入れてみるのもよいでしょう。

特に、タンパク質を分解したペプチドのサプリメントは、アミノ酸を2~3個まとめて取り込めるため、効率的に体内に補給することができます。
肉や魚のたんぱく質からアミノ酸を摂ろうとすると、消化され吸収されるまでに3~4時間かかりますが、ペプチドでは、既に分解された状態ですので30~40分で吸収されていきます。

また、たんぱく質が分解されてペプチドになると、抗酸化力がわかってきましたわかってきました。

吸収スピード図

抗酸化力をあげてアンチエイジング

アンチエイジング、生活習慣病予防など、いつまでも健康で若々しく過ごすためにも、抗酸化成分の高い野菜や果物・魚を毎日続けて取り入れましょう。食事で毎日とるのは難しい時は、サプリメントやドリンクで補うと良いでしょう。

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