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会長・社長挨拶

会長挨拶
会長挨拶
かまぼこ…たんぱく質のかたまりです。
この国で千年以上も食べ嗣げられているのには、何か意味があって、大切な役割があるのだと思っています。
お魚の身は、20種類のアミノ酸でつくられた良質なタンパク質でできています。
かまぼこの工程では、水晒しと言って脂や血を洗い、そのタンパク質を更に精製します。
私達かまぼこ屋の仕事は、バランスの取れた良質な動物性タンパクをお届けする仕事だと考えています。
小田原・・・海と森から学んでいます
箱根丹沢連山の森から流れ出るミネラル豊富な真水が海に注ぎ沿岸に汽水をつくり、プランクトンが育ち魚が群れます。
かまぼこの身は海、かまぼこの板は森。森と海が一体となった食べものなのだと気づかされます。
そして、この豊かな地下水があってこそ美味しいかまぼこづくりがあり、小田原の環境は、森と海の連環の大切さを教えてくれます。かまぼこを目の前に、森と海の保全に思いを巡らせる日々です。
世界・・・お魚の新たな活用が始まります
社会は大きく変わろうとしています。世界的な人口増加からたんぱく質の供給危機が懸念されています、水産資源も地球環境の変化に晒されています。
今、かまぼこの技術を応用した新たな製品が生まれようとしています。歴史を紐解けば戦国時代の始まりと終わりの転換の場となった小田原は歴史の画期を生む場所であるのかもしれません。小田原からまた新たな歴史が始まる…
小田原に根付く企業として気概を持って臨みたいと思います。

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社長挨拶
社長挨拶

「小田原の鈴廣」「味の鈴廣」。

地域とともに歩み、確かな品質と職人技によって信頼を築いてきた160年は、決して偶然ではありません。
自然の恵みを大切にし、人の手と知恵を尽くして挑戦を重ねてきたからこそ、今日の鈴廣があります。
一方で、今、私たちは大きな時代の転換点に立っています。
人口減少、気候危機、価値観の変化、ITの進歩…
ますます不確実で、多様な選択と変化への対応が求められる時代に入っています。
だからこそ、私は新たな旗印を掲げます。
「人の鈴廣」へ。

社員一人ひとりの成長と志こそが、企業価値の源となる時代。

職人も、販売も、研究も、すべての現場で自らの力を発揮できる環境づくりに力を注ぎます。
個性を活かし、支え合い、高め合うチーム文化を育みます。
また、地域社会への責任も大切にしていきます。
子どもたちへの食育や探究学習の機会を創出し、地場産業や文化の継承を担う存在として、次世代の小田原に希望をつなぐ企業でありたいと考えています。
社会に信頼され、「この会社があって良かった」と思っていただける存在になること。
それが、私たちの目指す姿です。

“第四次の創業者”として、未来に向けて新たな一歩を

鈴廣を、「人の力」で進化させる。
社員の誇りが商品に宿り、お客様の共感と信頼を生む。
そして100年後の小田原で、「この物語はここから始まった」と語られるような歩みを
皆さまとともに、これから刻んでまいります。
どうぞ、これからの鈴廣にご期待ください。
ワクワクする未来をご一緒に。

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