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伝統と最先端科学に支えられた食品、「かまぼこ」

熟練の技術を必要とする、かまぼこづくり。鈴廣では創業より150年以上、手づくりの小田原かまぼこの伝統を受け継ぎ、守っています。

大切にしてきた伝統の技を独自研究施設や外部の大学などと一緒に最先端科学で解明・立証することで、さらなる高い品質と技術の伝承・発展を可能にしています。

50名ほどの水産練り製品製造技能士と呼ばれる、資格を持つかまぼこ職人がおります。

かまぼこ職人が持つ国家資格「水産練り製品製造技能士」

「水産練り製品製造技能士」1級は、かまぼこなど水産練り製品の製造に関して知識と技術を持っていることを証明する、国家資格です。

かまぼこやちくわなど魚のすり身を使った練り製品製造のプロの証で、この資格を持つ者が、中心となって鈴廣のかまぼこづくりを支えています。

当資格は厚生労働大臣認定の1級技能士と、都道府県知事認定の2級技能士の資格が得られます。鈴廣では17名の1級技能士が在籍しています。(2022年3月現在)

いつの世も、お客様の喜ぶ姿を思い浮かべなら、納得の一本を目指して

かまぼこづくりは、魚の身を採って水で晒し、塩を加えてすり、板に整形して蒸し上げるというシンプルに見える工程ですが、魚の身の弾力で確認したり、温度や塩のいれるタイミングの判断など、しなやかでしんねりとした味わいのかまぼこを目指して、納得の一本をつくっています。

機械を導入しても自らの手で魚をおろし、素材の状態を見極めて、かまぼこづくりができる国家資格を持った職人を育て、職人技を次世代へ引き続いでゆきます。

日々の匠の領域での試行錯誤を繰り返しながら、
常にお客様の喜ぶ姿を思い浮かべて、鍛錬を続けます。


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