社員インタビュー 研究開発部 関根 徹八
「お魚たんぱくで 世界を健やかに」を証明する。
プロフィール 関根 徹八
所属 | 研究開発部 魚肉たんぱく研究所 |
職種 | 研究 |
卒業年 | 2022年 |
卒業学部 | 東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科 食品流通安全管理専攻 |
入社理由・やりがい
子供の頃から料理が好きで、食品について学ぶため、東京海洋大学へ進学しました。大学では食品化学や食品の安全管理について学び、未利用資源の活用について研究しました。就職活動の過程で「お魚たんぱくで世界を健やかに」というミッションを掲げる鈴廣を知り、自分の研究テーマを活かせると思い、選考に進みました。入社の決め手は、自社内に基礎研究から取り組める研究所があることでした。魚肉タンパク質に関する研究は、奥が深いです。 世界中には3万以上の魚種が存在しますが、研究が進んでいる魚種はひと握りです。魚種の違いだけではなく、漁獲時期や水域等の様々な要因により、その性質は大きく異なるため、実験をするたびに新しい知見やデータを得ることができます。私たちが世界初の発見をする可能性もあるため、この仕事にやりがいを感じています。
現在の挑戦
研究職として、「お魚たんぱくで世界を健やかに」というミッションの実現を目指すためには、お魚たんぱくを摂っていただくための魅力を生み出す必要があります。魅力を生み出す方法は、高品質の追求と機能性を明らかにすることです。高品質の追求には、味や成分、食感などの数値化が必要です。素材や製造方法により生じる品質の違いを分析し、その原理を解明します。お魚たんぱくの機能性については、血圧上昇抑制作用や消化性等の研究が進んできておりますが、いまだに解明されていない部分も多いです。未知の領域こそお魚たんぱくの可能性だと信じて、日々研究を続けています。
1日の流れ
4つのステップで仕事を進めます。
ステップ1/実験計画を立てる
ステップ2/実験
ステップ3/結果の評価
ステップ4/課題の整理(課題が残ればステップ1から繰り返す)
おそらく大学の研究フローと近いと思います。
テーマによって各ステップにかける期間は異なります。
1〜2週間で検討を終える場合もあれば、2ヶ月以上かける場合もあります。
研究テーマは、製造や企画から要望をいただいて始めることもあれば、 研究の中で得た結果や気づきから、自ら立ち上げることもあります。