国産レモンは低農薬で栽培しているので、皮まで丸ごと食べられるのがうれしいところ。3月の「レモンのタルト」も、小田原産レモンを余すことなく味わっていただけるよう、果皮も果実もすべて使っておつくりしています。

タルトの土台は、クリームチーズを使用したベイクドチーズ生地。中には、レーズン、レモンピール、オレンジピール、松の実を加え、食べ応えのある生地に仕上げました。

その上にレモン果汁とレモン果皮をふんだんに使用したレモンムースをドーム型にのせます。果皮は手作業ですっているので、小田原レモン特有の爽やかな香りが引き立ちます。レモンムースにはメレンゲを使用しているので、ふわりと軽い仕上がりに。

レモンの酸味にベイクドチーズの酸味とコクが合わさり、爽やかながらも食べ応えのあるタルトです。

小田原にはこの地ならではの自然の中で育てられた果実がたくさんあります。汐風カフェの季節のタルトを通して、地元産の果実の魅力を感じていただけたら幸いです。