小田原は美味しい果実が育つことで知られています。北西側は山に囲まれているため風を防ぐことができ、海に面した南側からはたっぷりと日差しが降り注ぎます。水はけの良い土壌も果樹栽培に適していたことから、昔から多くの果実が生産されてきました。

みかんやレモンなどの柑橘類の産地としても有名ですが、実はキウイの栽培も盛んです。小田原育ちのキウイは酸味が落ち着いていてマイルドな甘みが特徴。地元から届いたキウイはどれも瑞々しく新鮮なものばかりです。

2月の「キウイのタルト」は、この小田原産キウイをたっぷり使っておつくりしています。

アーモンド生地を敷いて焼き上げたタルト生地にレアチーズ生地を流し入れて冷やします。レアチーズ生地にはレモンの皮を加えているのでさっぱり爽やか。その上にぎっしりとスライスしたキウイを重ねます。

そして生クリームで仕上げたケーキの上には、溢れんばかりの角切りキウイをどっさりと敷き詰めます。

レアチーズの程よい酸味とコクがキウイの甘酸っぱさと重なり合い、さっぱりしているのにクリーミィ―。

こぼれ落ちそうなキウイもたっぷり頬張って、地元産ならではの果実をじっくり味わっていただきたい一品です。

※キウイの産地は時期や仕入状況により変更となる可能性がございます。