名水の里「鈴廣 かまぼこの里」に4つの店が誕生

名水の里「鈴廣 かまぼこの里」に4つの店が誕生

「鈴廣 かまぼこの里」に、4つのお店が2021年9月27日(月)に誕生します。

新たにオープンするのは、お庭の眺めとともに名水甘味とお茶を楽しむ「名水甘味 且座」、器と道具の「ギャラリー&ショップ 千惠」。
さらに、合掌造りのお部屋で楽しんでいただく「会席 大清水」、そば前文化を体感できる「そばと板わさ 美藏」は、魅力を加えてリニューアルオープンいたします。


箱根山の麓、風祭に名水あり

鈴廣かまぼこの里には箱根富士丹沢山系から流れる清らかな地下水が湧き出ています。
この地下水は鉄分がなくミネラルを適度に含み、かまぼこのしなやかな弾力を作るのに欠かせません。鈴廣ではこの自然の恵みの水を「箱根百年水」と命名し、大切に使っています。

この度オープン、リニューアルするすべての店で箱根百年水を使用。名水によって引き出された素材がもつ美味しさを味わっていただけます。

箱根山の麓、風祭に名水あり

且座1 おくどさんの竈の火で焙煎される茶の香り

ぷくぷく茶釜の音がして、茶葉の香りがゆらゆらゆらりと旅をする。
書院造りの母屋に一足踏み入れると、“おくどさん”という愛くるしい別称をもつ竈がお迎えします。

且座では、抹茶を石臼で挽き、ほうじ茶をその場で焙煎し、おくどさんの上で箱根百年水の湯を沸かせ、香り高き一服をお淹れします。

お席からは日本庭園を望めます。春は新緑、夏は深緑、秋は紅気立ち、冬は白雪と苔の静寂さでしっとりと。実はお庭には七福神様が隠れて棲んでいらっしゃいます。木陰に、庭石に、灯篭に。七つ社を回わり縁起を呼ぶのもよろしいのではないでしょうか。

且座1 おくどさんの竈の火で焙煎される茶の香り

且座2 名水仕立ての甘味とお食事

甘味やお食事も自然の材料だけを使い、ひとつひとつ手作りいたします。箱根の山々に百年以上かけて濾過された水の清らかさを味わうゼリーやあんみつ。

「名物 かまぼこ稲荷」も鈴廣流、ご飯に潜んだぷりっとした弾力をお楽しみください。甘味、お食事はすべて会席料理の板前たちが考案しました。手間暇かけるからこそ、心に染み入る一品ができると信じております。

且座2 名水仕立ての甘味とお食事

千惠1 自然と人の美しいものづくりを展示に

“かまぼこのある暮らし”
毎日の暮らしの中で出会う“自然と旬“をかまぼこと共に楽しんでいただきたいと、鈴廣が提案しているメッセージです。
例えば、朝の散歩でみつけた柿とかまぼこで白和えを作ったり、窓に届く草木をかまぼこを盛り付けた食器に飾ったり。気が付けばそこにある自然の美しさで 私たちの暮らしが心豊かになることを願っています。

新しくオープンする「ギャラリー&ショップ 千惠」は、自然の美しさがもっと身近になるアートや暮らしの道具、食品に出会っていただくお店です。

ひと粒の雫を表現した箸置きや、蜜柑の枝の灰釉の茶碗、小鳥やオタマジャクシがにぎやかな田んぼの新米。自然の力があふれでるものを、私の暮らしのお伴にほしい。そんな鈴廣ひとりひとりが惹かれたアートや雑貨、器や食品も取り揃えます。

千惠1 自然と人の美しいものづくりを展示に

千惠2 自然はすぐそばに。季節ごとのワークショップ

小田原には海も山も川もございます。地元のアートや食品の作り手の方々を中心に、食や文化をテーマにした展示やワークショップを開催いたします。

今秋は志村屋米穀店との雑穀ワークショップを行います。白米とはまた異なるぷちぷちとした食感の黒米や、もちもちとした食感のもちあわなど、みなさまだけの雑穀ブレンドを作っていただきます。

千惠2 自然はすぐそばに。季節ごとのワークショップ

大清水1 一膳一心 テーラーメイドのお品書き

「会席 大清水」には決まったお品書きがございません。
調理長の澤瀬文男が、お席のご用向き、お客様の顔ぶれやお好みを伺いながら、旬の食材を合わせ、一品一品献立を組み立ててまいります。一日3組、最大10名様限定のわがままをお許しください。

魚種の豊かさでは全国随一の相模湾から朝どれの地魚。地元の生産者の方々が丹精込めて育てる野菜や果物、卵、鶏や牛や豚。「箱根百年水」と土鍋で炊くことで食味が増すお米などなど、選び抜いた当地の豊かな旬の食材を使います。今日だけ、そのお席のためだけに仕立てた献立をお楽しみください。

10名様お揃いなら一棟貸し切り。囲炉裏で鮎を焼くもよし、縁側で利き酒をするもよし、茶室でお点前を楽しむもよし。
あなた様のお別荘のようにお過ごしいただけます。

大清水1 一膳一心 テーラーメイドのお品書き

大清水2 縁側で寛ぎのひとときを

縁側にならぶ戸を開けると、モミジの園庭が広がります。春夏は深緑、秋は紅色、冬は雪景色に。気が付けば足を伸ばしてごろりと、思わず深呼吸。食前や食中には、神奈川にある14の全ての酒蔵の自慢の日本酒の利き酒も一興でございます。

大清水2 縁側で寛ぎのひとときを

美藏1 板わさで一酌、〆は蕎麦

板わさで一杯、仕上げにそばをつるっと。そんな粋な江戸前のそば屋の味わい方を今に。
「そばと板わさ 美藏」は、江戸から受け継がれる“そば前”メニューを一層充実させてまいります。

美蔵では、蕎麦前の定番である板わさや天ぷらはもちろん、みぞれ酒や弥次さん喜多さんで知られる東海道中膝栗毛の“たまごふわふわ”からインスピレーションを得た「海のすふれ」などさまざまに。焼き海苔は江戸流にお客様ご自身で炙っていただき、磯の香りを楽しんでいただきます。

美藏1 板わさで一酌、〆は蕎麦

美藏2 季節のお蕎麦で秋の訪れを感じて

美藏では四季の移ろいをお蕎麦で感じていただけるよう、季節の食材を使ったお蕎麦のお献立を用意しております。

リニューアルオープンする9月27日からは、「芋切り蕎麦」を召し上がっていただけます。「芋切り蕎麦」はむかごとイチョウ芋を練り込んだ更科蕎麦。通常の更科蕎麦よりも甘みを感じていただけます。稲穂と旬の食材を使った天ぷらとともにどうぞ。

美藏2 季節のお蕎麦で秋の訪れを感じて

WEBサイトのご案内


概 要


開催場所
神奈川県小田原市風祭50MAP
オープン日程
2021年9月27日(月)
お問い合わせ
TEL 0465-24-3456(9:00-17:00)