鈴廣かまぼこは、小田原の自然や文化を楽しみながら体験できるツアーを開催しています。
今回は、二宮町の袖が浦海岸で地引網漁を体験できる特別企画を開催しました。本記事では当日の様子をご紹介いたします。
二宮町の海で地引き網体験
相模湾は1,200種の魚類が生息する豊かな漁場。
なかでも二宮沖の海は海岸から5km沖が水深50~100mの大陸棚になっており、暖かい太陽の光を受けてプランクトンが多く発生します。これを求めて多くの魚が集まり、地引き網を体験する二宮町の袖が浦海岸でも、さまざまな魚が獲れます。
地引網漁とは、網の両端についたロープの一方を海岸に固定し、船を走らせながら網を仕掛け、もう一方のロープを海岸に持って帰ります。そして二手に分かれて両方のロープを引き、網に入った魚を漁獲します。
そして今回ご協力いただいたのは神奈川県二宮町の「市五郎丸」。
地引網体験では、まず漁師さんに船で網を仕掛けてもらいます。
網の準備ができたら二手に分かれて、綱引きの要領で端のロープをバランスよく、ゆっくりと引いていきます。
「せーの!」と声を掛け合いながら息を合わせてロープを引きます。小さなお子さまたちも力いっぱいロープを引いてくれました。
「もうすぐ魚があがってくるかな?」ワクワクした気持ちが高まります。後半はロープが重くなってきますが、もうひと頑張り!ご家族で力を合わせる姿も印象的でした。
近づいてくる網からは、ピチピチと跳ねる魚が見えてきます。この日はイワシ、アジ、コノシロ、イカなど、たくさんの種類の魚に現場は大盛り上がり。容器はキラキラとひかる魚でいっぱいになりました。
中には毒のある魚もいるので、漁師さんが丁寧に仕分けてくれます。「この魚はなあに?」とお子さまも興味津々。
生の魚を見て、触って、観察して、普段食べている魚がどんな特徴があるのか、地引網を通して学んでいただくいい機会となりました。
獲れたての魚を焼いてバーベキュー
地引網体験のあとはお楽しみのバーベキュー。
お肉や野菜、鈴廣のかまぼこ、焼きそば、さらに獲れたての魚を捌いて焼いていただきました。
目の前に広がる相模湾を眺めながら、最高のロケーションのもとお食事をお楽しみいただきました。
シラスが大量に獲れたこの日は、獲れたての生シラスも召し上がっていただきました。つい先ほどまで泳いでいた魚を食べる経験は、普段味わうことができない特別な思い出となりました。
今後も地元の協力者の方々とともに、この地でしかできない貴重な体験ツアーを企画してまいります。
本サイトやSNSでご案内いたしますので、ぜひご参加お待ちしております。
概 要
- お問い合わせ
- TEL 0120-07-4547(9:00-17:00)