
小田原の春は愛おしさに溢れています。皆さまも花見や野花摘み、海岸散歩など、自然とのつながりを楽しんでいらっしゃることと思います。
「ギャラリー&ショップ千惠」では、この豊かな自然を守るために一石を投じている工房や作家の作品を展示販売いたします。作品をお手に取り、作り手の想いに触れてていただければと思います。
buøy (ブイ) ~海洋プラスチックから生まれたインテリア雑貨~
神奈川県横浜市を拠点とする海洋プラ材料のインテリア雑貨buoy(ブイ)。世界中の海を漂い、日本の海岸に流れ着いた海洋プラスチックゴミたちを生活雑貨に生まれ変わらせています。
有志メンバーで「プラスチック素材の魅力って何だろうか?」「環境問題で話題となっているプラスチックとどう付き合っていくべきか?」そんなことを模索する中で、プラスチックを大量生産素材とするのではなく、一品物の工芸品として製造する技術が生まれたのだそう。
浜辺を歩くとカラフルなプラスチックごみを見つけ、「どうにかならないか」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。昨日捨てられただろうゴミもあれば、異国で何十年前も昔に捨てられたゴミもある。海や大地に還ることなくさまよう破片たちを、またお家で暮らしに役立てていただけたら幸いです。
小物入れや歯ブラシスタンド、コースターやキーホルダーなど、数多くのアイテムを取り揃えております。
UP FOOD PROJECT~みかんの皮などから作られるストーン~
神奈川県茅ケ崎市にある株式会社コルのブランド「UP FOOD STONE」は、果物や野菜の皮・殻、コーヒーやえごまの搾りかすなどから、やわらかな色の石のような新素材を生み出しています。
みかんの皮からは黄色、たまねぎの皮からは暖かな土色のストーンが生まれ、アロマストーンやアクセサリー、マグネットなどになって暮らしに巡っていきます。
りんごの形をしたアロマストーン(ディフューザー)は上部のヘタの部分は取り外し式となっており、外した後のくぼみに精油(アロマオイル)を垂らします。温和な色味とゆっくりと広がる香りに癒されます。
Bee simple ~土に還える、みつろうのフードラップ~
みつろうラップとは、繰り返し洗って使用することのできるフードラップです。土に埋めれば生物分解されて土に還るのもいいところ。
Bee Simpleは神奈川県南足柄市でみつろうを手作りする小さな工房。オーガニックコットン100%の生地に国産のみつろうやホホバオイル、天然樹脂などの天然素材を染み込ませ、一枚一枚手作りしています。みつろうとホホバオイルの優れた抗菌性により、食品の鮮度が長く保てるといった利点も。
手の温かみでお好きな形にととのえ、ぴったり押さえることでどんな形にもフィットします。野菜・果物の切り口を包んだり、器のラップとしてお使いください。
ラ・ルース ~小田原のヒノキの間伐材を使った器~
あきさわ園~300年近く続くみかん栽培を継ぐ農家さんのジュースやジャム~
「あきさわ園」は小田原市沼代にある農園。 この辺りは温暖な気候と湘南からの心地よい海風が通り、300年近く昔からみかんが作られてきました。
あきさわ園では 自然のしくみに逆らわない有機栽培による農業を続けています。 規格外のものや少し傷がついてしまったものも栄養もおいしさも変わりません。ジュースやピクルス、ジャムなどに加工してお届けします。
tuan tuan~「箱根ビール」の麦袋をバックに~
手づくりでアップサイクル雑貨を作るtuan tuanのトートバック。
今回は鈴廣が醸造する箱根ビールの材料が入っていた麦袋から作っていただきました。軽量で耐久性、防水性にも優れています。取っ手には型染作家・鈴木結美子氏の型染の絵布を結んでカラフルに。ギャラリー&ショップ千恵限定の商品です。
土直漆器~天然漆で1000回洗っても傷つかない水筒に~
近年、持参したマイボトルにコーヒーやお茶などを入れてくれるカフェも増えています。
ギャラリー&ショップ千恵のオリジナル水筒は、越前漆器工房「土直漆器」の職人が天然の漆を塗り、蒔絵の技法で鈴を絵付けしています。寺院修復に使われている堅牢漆を使うことで、1000回以上洗っても艶そのまま。むしろ使い続けることで美しい溜色になっていくのが魅力です。水筒はステンレス真空断熱2重構造で保冷・保温に優れておりますので、温かいコーヒーも冷たい麦茶にもお使いいただけます。
写真中央が土直漆器×ギャラリー&ショップ千恵の水筒