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お歳暮のお返しは必要?お礼状の書き方から定番の商品まで徹底解説

お世話になっている人からお歳暮をもらったとき、お返しを贈るべきかどうか悩む方も少なくないでしょう。お返しのマナーを誤ると失礼にあたってしまうおそれもあるので、しっかりと理解しておく必要があります。

お礼状を出す場合とお返しの品物を贈る場合に分けて、それぞれ具体的なマナーを詳しくご説明します。お歳暮のお返しのマナーをしっかりと身につけて、お世話になっている方と良好な関係を保ちましょう。

この記事では、お歳暮のお返しについて解説します。

お歳暮のお返しは必要?

お歳暮は、お世話になった方々に、感謝を伝えるために送られるものです。基本的には「お返し」をする必要はありません。

お歳暮が届いたら、すぐにお礼状を書くか電話でお礼の気持ちを伝えることが一般的なマナーとなっています。電話でお礼の気持ちを伝えた際は、その後で、必ずお礼状も出しておきましょう。

年内にとてもお世話になった方にお礼をしたい際には、「お歳暮」ではなく、「御礼」として贈りましょう。
いつもお歳暮を贈っていない人に突然贈ると、「何かお返しをしなければ」といった具合に、相手に気を遣わせてしまう可能性があります。
逆に、友人や親類などから突然お歳暮が届いた際には、基本的にはお返しは不要です。お礼状だけでよいのですが、もちろんお返しをしてもかまいません。この場合にも「お歳暮」ではなく、「御礼」「感謝」などとして贈った方が相手のふたんにならずよいでしょう。

お礼状を出す場合

お歳暮を贈るということは、1年間の感謝の意味ももちろんありますが、それ以上に「これからもよろしくお願いいたします」という挨拶の意味が強いです。
そのため、継続的に良い付き合いを続けていくためにもきちんとお礼状は出しましょう。

お礼状を出す時期

礼状は、受け取ってから基本的には3日以内に書き、投函しましょう。 お礼状には、「お歳暮を受け取りました」という報告の役割も含まれています。そのため、お歳暮が届いたら、できるだけ速やかに出すことが好ましいです。

◆配送された場合
近年では遠方であったり時間が取れなかったりといったさまざまな事情で、お歳暮を配送することが増えています。
配送をしてくれる会社によっては「配達管理通知サービス」にて、「受け取り完了」の情報を知らせてくれます。
しかし、贈った側の気持ちになれば、お歳暮を受け取ったことと、感謝の気持は早く伝えてあげた方がよいですね。

◆持参された場合
お歳暮を直接持参されれば、その場でお礼や挨拶を伝えることもできます。
友人や親戚など親しい方には、改めてお礼状を出さなくてもよいです。
しかし、目上の方やお世話になった方などには、お礼状を出した方がより丁寧です。
ビジネス上のお付き合いの場合は、好印象を持ってもらうためにも、ぜひお礼状を出すことをおすすめします。

お礼状の書き方

お礼状には決まった文面や体裁はありません。
お歳暮が届いたことと、感謝の気持ちを伝えられれば充分です。
お礼状は、便箋・はがきにできるだけ手書きで作成しましょう。
最近はパソコンで作ることも多くなりましたが、きれいな字でなくても、手書きにすることで、より感謝の気持ちが伝わります。
良いお礼状にするためのポイントは以下の通りです。

◆時候の挨拶
文頭は、まず季節の挨拶から始めます。
あまり堅苦しくなる必要はありませんが、あくまでもお礼状なので、手紙文のマナーはきちんと意識しておきましょう。

◆日頃お世話になっていることへの感謝を伝える
お歳暮をいただくということは、お世話になる機会も多かったということでしょう。日頃からの感謝を伝えましょう。

◆相手やその家族の近況を伺う
お歳暮をいただいた相手や、相手に家族がいるのであれば家庭全体が、変わりなく過ごせているかを気遣いましょう。

◆お歳暮へのお礼の気持ちを伝える
お礼状の一番の目的である、いただいたお歳暮へのお礼を書きます。 家族がいる場合は、自分だけでなく家族も喜んでいる様子などを伝えると、より良いお礼状になるでしょう。

◆今後のお付き合いをお願いする
単に手紙のマナーであるというだけでなく、お歳暮やお礼状をやり取りする、ということは今後も良いお付き合いを続けたいという意思表示でもありますから、先の関係についても書くことは必須です。

◆相手の健康を願う
お歳暮は年末にいただくものです。もっとも寒い時期をこれから迎えるという時期、体調を崩さずに健康でいられるようにと相手のことを願うのは基本的なマナーです。

お礼状の文例

拝啓 年の瀬も押し迫ってまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
日頃は大変お世話になっております。
さて、このたびはお心のこもったお品をいただき、本当にありがとうございました。家族一同喜んでおります。
厳しい寒さはまだまだ続くようです。どうぞご自愛くださいませ。
奥様にもくれぐれもよろしくお伝えください。
略儀ながら、取り急ぎ書中にてお礼申し上げます。 敬具

お返しを贈る場合

お礼状だけでは気が済まない、感謝の意味でも品物を贈りたい、といった場合は、返礼として品物を贈っても構いません。お返しの品を贈る際に考えるべき点をご紹介します。

お返しを贈る時期

礼状は、受け取ってから基本的には3日以内に書き、投函しましょう。
お礼状には、「お歳暮を受け取りました」という報告の役割も含まれています。
そのため、お歳暮が届いたら、できるだけ速やかに出すことが好ましいです。

お返しの品の相場

お歳暮をいただいたときのお返しの品は、「いただいたものの半額〜同額程度の品物」にすることが基本的なマナーです。
あまりに高価すぎるもの、安価すぎるものは、今後お歳暮はいらないという拒絶の意味に取られたり、失礼にあたったりするのでやめましょう。
とはいえ、お返しをする相手やそのときの事情などがあるので、これといった決まりはありません。
大切なのはお礼の気持ちです。
気兼ねなく喜んで受け取っていただけるような範囲のもので、あくまでもお返しであることを念頭において選ぶ必要があります。

定番のお返しの品物

いざお返しをしようとなると、何を選べばいいのか悩むことも多いと思います。
定番のお返しの品物を以下でご紹介します。

◆ビール
お返しをする相手がお酒を飲む方で、ビールが好きならばおすすめの品物です。
地ビールなど、普段あまり手にする機会がないものであれば一層喜ばれるでしょう。

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◆魚介・肉類
新鮮な魚介類やステーキ肉などももらって嬉しいものでしょう。
ただし、生物は日持ちがしないので、贈る時期や相手の家族構成を考慮した上で、傷む前に消費しきれる量を見極める必要があります。
見極めが難しいという場合は、魚介の缶詰やかまぼこ、次で紹介する干物など、長持ちする加工食品がおすすめです。

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◆乾物
海苔や干物などの乾物はかなり日持ちがするので、受けとってすぐに食べられない場合でも困らないでしょう。
しかし、干物の中にはにおいが強いなどの理由で好みが分かれる可能性もありますので、選ぶ際にはご注意ください。

 

 

 

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◆商品券・ギフト券
受け取ってから好きなものが買える商品券やギフト券、またはカタログギフトなども定番の品物です。
お返しを受け取ったけれど好みに合わなかった、という事態を防ぐことができるので、贈りやすい品でもあります。
保管場所にもあまり困らないという利点もあります。

まとめ

本来、お歳暮にはお返しは必ずしも必要ではありません。しかし、お歳暮は感謝の意を込めて贈られたものですから、いただいた側からもお礼の気持ちは伝えた方がよいです。お歳暮をいただいて嬉しいという自分の言葉を、お礼状等で正直に伝えられれば、贈ってくれた方からも喜ばれます。

しかし、友人・親類など親しい方から、お礼の意味を含めてお歳暮をいただいた際にお返しをしたいということもあります。お歳暮のお返しをしたいが、何を贈れば良いか分からないという方には、鈴廣オンラインショップがおすすめです。定番のビールやかまぼこ、乾物はもちろん、ジャム・ふりかけ・ドレッシングなど幅広い品をご用意しています。
お返しをお考えの方は、ぜひご覧ください。

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