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鈴廣の板かまぼこの美味しさをお伝えするシリーズ、【そうだったのか?! 『鈴廣の板かまぼこ』】第2回目のテーマは “魚” です。 かまぼこは、多種多様な魚でつくられます。
全国的に広くつかわれている魚種は「スケトウダラ、グチ類、イトヨリ類・・・」など 地域性の強い魚種は「エソ、ハモ、トビウオ、ホタルジャコ・・・」などです。
さて、 かまぼこ屋が“板かまぼこを美味しい”と見極めるポイントは3つあります。
鈴廣では、この3つの要素を持っているシログチを大切に使っています。
シログチの特徴は、白銀色にきらきら輝くうろこをからだにまとい、 えらのフタ部分に黒いまだら模様があります。 頭蓋骨の中には、左右一対の貝殻のようなかたちをした「耳石(じせき)」と呼ばれる 固まりがあります。その姿がまるで石を抱えているように見えることから 「イシモチ」とも呼ばれています。
耳石は、魚が泳ぐときの平衡感覚を保つのと同時に聴覚の役目をもっているようです
グチは、水深20から140mの大陸棚を中心に、世界中に広く生息しており 5月〜8月にかけて産卵をします。
世界中に約30,000種いるとも言われている魚の中で、しなやかで、 力強い弾力を作り出せるグチは、小田原蒲鉾にとって最高級の魚といえます。
鈴廣では中国と日本に挟まれた東シナ海で、獲れたものをかまぼこの原料に使っています。 東シナ海で獲れるシログチは、最もかまぼこづくりに適しているためです。 鈴廣では、日本で一番多く東シナ海のシログチを使っています。
そして、1本のかまぼこにグチをどのくらいつかっているかというと 謹上かまぼこ1本(260g)に、20cmのグチを約5匹使用しています。 2切れ食べたらお魚1匹分食べたことと同じですね。
かまぼこには大切なお魚の命がたくさんつまっています。
ということは、お魚のタンパク質もそのまま入っています。
「いただきます」という気持ちで美味しく食べていきたいですね。
次回もお楽しみに♪
↓シリーズ第1弾 こちらもぜひご覧ください!↓