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ふんわり揚げかまぼこを出汁あんかけで召し上がっていただく「かまぼこ屋のあんかけがんも」は季節限定のお惣菜。電子レンジか湯煎で温めるだけで楽しめるので、ご家族やご友人へのおかずの贈り物としてもおすすめです。
ラインナップは「鰹昆布出汁・五目がんも」「帆立出汁・帆立がんも」「とまと出汁・鯵がんも」の全3種類。職人がひとつひとつ丁寧にお作りしております。
「かまぼこ屋のあんかけがんも」の主役は「小田原がんも」と名付けられたふんわり揚げかまぼこです。箸がすっと入るほど柔らかく、すり身らしい魚の旨みとなめらかな舌触りはまさに口福。
この夢心地な食感を生み出すのは鈴廣の職人たち。まずは、旬の魚を取り合わせてすり身をつくり、箱根百年水をたっぷり含ませてやわらかく仕上げていきます。水の加え方次第ですり身がふんわりになるのか、ぽろぽろになるのかが左右される大事な工程です。
すり身ができたら具材を包み、一度ふっくらと蒸してから、米油で香ばしく揚げます。加熱する温度ですり身の食感は全く変わってしまうので、理想のふんわり食感を作り出すために何度も試作をしてようやくいいレシピにたどり着きました。
ふんわり揚げた「小田原がんも」にかけるのは、とろり旨い出汁の餡。こちらはかまぼこの里にある「会席大清水」の料理人が考案しております。昆布や鰹などの出汁の旨みはしっかりと、塩味をおさえて仕立てました。
あんのとろみは寒天を2種類とりあわせ、さらさらでもなく、とろんでもない、ちょうどよい塩梅です。
「あんかけがんも」の味わいは三種類。それではひとつひとつご紹介いたします。
まずは、「鰹昆布出汁・五目がんも」。煮椎茸、千切りした人参とごぼう、枝豆、ひじきがぎっしり詰まった小田原がんもに、鰹昆布出汁のあんをかけています。
五つの具材の食感と香りを生かすために、あんは上品な味づけに。昆布と鰹節を合わせた出汁に、丸大豆醤油と本みりんで調えました。
「帆立出汁・帆立がんも」は丸ごと帆立を包んだ小田原がんもに、贅沢にも帆立出汁のあんをさらにかけて召し上がっていただきます。
帆立出汁は濃厚な旨みがありますが、強すぎるとえぐみにもつながるのが難しいところ。そこで、帆立出汁に魚介ブイヨンを加えることで、貝柱の甘みを感じながらもきれいで清らかなスープに仕上げました。
「とまと出汁・鯵がんも」は3つの中でも料理人の遊び心を感じる一種。
がんもは鯵のほぐし身と筍、刻み生姜を練りこんであるので旨み濃厚。鯵にはレモンや酢などの酸味がとてもよく合うので、出汁あんにはトマトの爽やかな酸味を加えました。トマトのほかにも鰹出汁もブレンドしておりますので、和の上品な味わいをお楽しみください。
「かまぼこ屋のあんかけがんも」は電子レンジか湯煎で温めればできあがり。湯煎はひと手間かかりますが、あんのとろみをより感じられるのでおすすめです。
そのままでももちろん、寒い季節には生姜や柚子胡椒をのせても◎。温野菜の人参やインゲンなどを添えれば、お魚も野菜も食べられる主菜になります。
賞味期限は出荷日から14日後ですので、すぐに食べなくていいのもよいところ。離れて暮らすご家族やお友達への“おかずギフト“としても喜んでいただけるのではないでしょうか。