冬の贈答でもっとも人気なのは、紅白かまぼこと伊達巻の詰め合わせ「松寿」と「ちどり」。松寿は特上蒲鉾入り、ちどりは謹上蒲鉾入りです。

「普段どのようなお食事をなさっているのかわからなくても、正月に美味しいかまぼこと伊達巻は喜んでいただけるから」というのが、こちらを選ぶ方が多い理由のようです。

「松寿」と「ちどり」を入れる箱は限定の干支柄。
今年のデザインは、「月うさぎのかまぼこづくり」。魚釣りからかまぼこを蒸しあげるまで、せっせとぴょんぴょんと働くうさぎが愛らしいデザインです。

職人手作りの超特選蒲鉾「古今」紅白と超特選伊達巻「古黄」は、通年を通してフォーマルな贈答に選んでいただいております。

最近は、お正月を特別なかまぼこでお祝いしたいと、ご自身や親しいご家族に贈られる方も増えてまいりました。

「古今」も「古黄」も、グチなどの高級魚しか使わず、調味料も芳醇な香りの本みりんや昆布など、天然素材の中からさらによいものだけを選んでおります。

職人が魚一尾一尾を目利きして、魚の卸し方やすり方などの全ての工程で作り方を変え、素材のよさを生かしきる。「古今」や「古黄」の食感は職人にしか生み出せません。全国かまぼこ品評会で「古今」は、最高評価の農林水産大臣賞を連続受賞しています。

冬に心身共に温まる料理といえば、おでんです。
鈴廣の「職人づくり おでん鍋」は穴子やホタテやレンコンなどを、白身魚のぷりぷりのすり身で包んでお作りした15種類のおでんセット。すでに火が通っておりますので、同梱のおでん汁でさっと温めるだけで出来上がりです。
年末年始はお忙しい方も多く、温めるだけの贅沢おでんは喜ばれること間違いなしです。

美味しくて、華やかで、珍しいものを贈りたい方に人気なのが、「海山のおーどぶる」。白身魚のすりみと、海の幸や山の幸を重ねた、テリーヌのような一品です。

鈴廣7代目鈴木廣吉が、懐石料理からヒントを得て生まれた創作かまぼこですが、時代の好みの味に合わせて、アボカドやサーモン入りなどの新しい種類も増やしてまいりました。甘く煮た穴子とごぼうとすりみの「あなご・ごぼう」、ワインにもあう「いちじくとチーズ」など全6種類の味があります。

全6種類が入った「海山のおーどぶる詰め合わせ（い）」や、紅白かまぼこも入った「はまべ」などが、よく選ばれています。

ご実家への贈り物の定番といえばお酒とおつまみ。年末年始は特に、おいしい晩酌のお伴を贈られると嬉しいのだとか。

「特上蒲鉾晩酌セット」は、名水「箱根百年水」から仕込んだきれいな味わいのビール3種に、石臼擂りで作ったすり身の「特上蒲鉾」、香ばしい「焼き角」、「しそかをり巻」、「生糀熟成塩から」、「わさび漬け」が入っています。

年末年始のギフトは、上記の特集ページよりご覧いただけます。

本年も一年ご愛顧ありがとうございました。鈴廣スタッフ一同、魚をとり、かまぼこを作り続け、皆さまにお届けできましたこと、この上なくありがたいことと、感謝しております。
皆さまの、大切な方々に想いを伝えるギフト選び。
鈴廣をその一品に選んでいただけましたら、この上ない喜びです。感謝と新年の願いが伝わるよう、魚一尾一尾丁寧に作ってまいります。

Photos by Hiyori Ikai, Written by Kaeko Liff