【かまぼこのお供に】Suzuhiro Sounds 3月「春風と舞って。アーサー・ラッセル」

Suzuhiro Sound 3月「弥生」2025

皆さま、こんにちは、こんばんは。

「かまぼこのお供に音楽を」をコンセプトに、音楽セレクトを担当しています、fountain 2 fountainのスズキショーンショウスケです。

3月は旧暦で「弥生(やよい)」。日に日に暖かくなり、道端で菜の花、桜を見つけては、とびきり嬉しい気持ちになることも増えてきました。今月は、この春の心舞う気持ちにぴったりなミュージシャン、アーサー・ラッセルをご紹介したいと思います。

アーサー・ラッセルは1951年アメリカ・アイオワ州で生まれ、197080年代のニューヨーク・アンダーグラウンドの音楽シーンを代表する音楽家です。若い頃にチェロを学び、その後、多様な人々との出会いを通じて、ジャンルに縛られない唯一無二のスタイルを生み出しました。ラッセルは41歳という若さで亡くなりますが、彼の友人たちが「AUDIKA RECORDS」を設立し、未発表曲をつぎつぎに世に送り出しています。

ラッセルの楽曲は柔らかく、ふんわりとした浮遊感が魅力です。チェロ、シンセサイザー、ギター、ドラム、そして自身の声を自由に組み合わせ、ロック、ニューウェーブ、フォーク、前衛音楽、ディスコなど幅広い分野に影響を与えました。斬新な曲調ではありますが、奇妙でも難解でもなく、誰もを包み込むような心地よさについつい浸ってしまいます。

春風にのって、彼のメロディとともにふわっとスキップでもしませんか。

それでは、また来月お会いしましょう。

fountain 2 fountain

スズキショーンショウスケ

トラックリスト

1. Come To Life – Arthur Russell
2. You Did It Yourself – Arthur Russell
3. Your Motion Says – Arthur Russell
4. I Kissed The Girl From Outer Space – Arthur Russell
5. Hop On Down – Arthur Russell
6. List of Boys – Arthur Russell
7. That’s Us/Wild Combination – Arthur Russell
8. A Little Lost – Arthur Russell
9. “Instruments” Volume 2 – Part 1 – Arthur Russell
10. I Couldn’t Say It To Your Face – Arthur Russell

Fountain 2 Fountain

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2018年に発足
時間、場所、そして季節に合わせた音楽セレクトとプロデュースを行う音楽レーベル
Instagram: https://www.instagram.com/fountain_2_fountain/

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