家を新築したり、引越ししたりした人にお祝いを贈りたいけれど、一体何を贈ればいいのか迷ってしまう人は多いです。この記事では新築祝い・引越し祝いで人気のプレゼントや、贈るのにはNGなプレゼント、送る相手別の金額の相場などを紹介します。新築祝い・引越し祝い選びに悩んだら、ぜひ役立ててください。
家を新築したり、引越ししたりした人にお祝いを贈りたいけれど、一体何を贈ればいいのか迷ってしまう人は多いです。この記事では新築祝い・引越し祝いで人気のプレゼントや、贈るのにはNGなプレゼント、送る相手別の金額の相場などを紹介します。新築祝い・引越し祝い選びに悩んだら、ぜひ役立ててください。
実際にもらって嬉しい新築祝い・引っ越し祝いのランキングを紹介します。
1位は「カタログギフト」、2位は「商品券・ビール券などの金券」、3位は「スイーツ」という結果です。「カタログギフト」と「商品券・ビール券などの金券」は、贈られた側が好きなものを選べるお祝いです。新居で必要なものや自分の好きなものを選べるという点で人気を集めているようです。
また、1位から3位まではそれほど男女比に差はありませんが、4位の「お酒」では、男性から多く支持を集めていることがわかります。贈る相手が男性か女性かによっても、贈り物の内容を考えた方がよいでしょう。
カタログギフト
カタログギフトは、相手に本当に欲しいものを選んでもらえるので、新居祝い・引っ越し祝いに最適です。カタログによって金額や贈り物の種類もさまざまなので、最適なギフトが必ず見つかります。たくさんの人からお祝いをもらいそうな方や好みがよくわからない方など、贈り物選びに迷ってしまうというときにもおすすめです。
商品券・ビール券などの金券
商品券やビール券などの金券は、いくつもらっても困らないため贈られる側もうれしいお祝いです。「現金をそのままあげるのは気が引ける」「少額だと渡しづらい」という方にもおすすめです。
昔からお祝い事でお金や金券を包むときは、奇数が良いと言われています。ただし「9」がつく金額は「苦」を連想させるので避けるようにしましょう。
スイーツ
スイーツは気軽に贈ることができるので、大きなお祝いを贈るのは気が引けるという人にもおすすめです。スイーツを贈るときは、新居を汚さないよう、食べかすがでるようなものは避け、日持ちのするもの選びましょう。また、あとから分けて食べられるように小分けや個包装になっているものを選ぶとより喜ばれるでしょう。
お酒
お祝いの定番品とも言えるのがお酒です。もちろん新築祝いや引っ越し祝いにもぴったりです。お酒は日本酒・ワイン・ビール・ウイスキーなどさまざまな種類があるので、できれば相手の好みを把握して喜んでもらえるものを選びましょう。普段飲むにはちょっとぜいたくかな、と思うようなシャンパンなどのワンランク上のお酒を選ぶのもよいでしょう。
ビール好きな方におすすめなのは少し特別感のあるビールです。例えば、「箱根ビール」は「箱根百年水」を使った地ビールで、「2018年国際ビール大賞」を受賞しています。「箱根ビール6本セット」は、レギュラー商品の箱根ピルスと小田原エール、さらに季節のビールがそれぞれ2本ずつ入っていて、飲み比べを楽しめるギフトとして最適です。
タオルなどの生活雑貨
どんな家庭でも毎日使うタオルは、新築祝い・引っ越し祝いで定番の贈り物です。サイズも豊富な上、ブランドや組み合わせによって金額の調整がしやすいので、贈る側としても選びやすいのがポイントです。ブランド品や質にこだわったものなど、自分では買わないようなちょっと高級なものを選ぶのがおすすめです。
洗剤などの消耗品
キッチン用洗剤や洗濯洗剤、掃除用洗剤などの洗剤ギフトも新築祝い・引っ越し祝いの定番です。特に家族が多い家庭や子どものいる家庭では消費が多いため人気です。贈る相手の家族構成やライフスタイルによって種類や数を選びましょう。スーパーなどで売られている市販のものでもよいですが、ブランド品など上質なものを選ぶとより喜ばれるでしょう。
キッチン家電
新居で新しいものを揃えたいという人も多いのがキッチン家電です。相手の好みや希望を知っている親しい間柄であれば、新居で活躍してくれることまちがいなしのおしゃれで便利なキッチン家電は贈り物にぴったりです。新築祝い・引っ越し祝いでは、ホットプレート・コーヒーメーカー・フードプロセッサーなどが人気です。
キッチングッズ
特に女性に人気のお祝いがキッチングッズです。毎日使うもののため、デザイン性が高く実用的なものが喜ばれます。たいていの家庭では毎日の生活に必要なものは既に揃っているため、重複してしまわないよう注意が必要です。「特別な日に使いたい上質なもの」「自分では買わないけれど、あれば嬉しいもの」などを選ぶとよいでしょう。
お花
お花は相手の好みに関わらず贈ることができ、新居に彩りを添えてくれる人気のお祝いです。特に鉢植えは「根付く」という意味から、新居での成功を願うという意味が込められています。お花を贈る場合、「火」を連想させる赤い花は避けるようにしましょう。生花やアレンジメントであれば、贈る相手や予算を伝え生花店と相談するのがおすすめです。
リビンググッズ
時計や鏡、ライトやフォトフレームなどのリビンググッズはポピュラーなお祝いです。贈ったものが新居に花を添え、さらに毎日使ってもらえるのは贈った側としてもうれしい気持ちになります。ただし、こうしたインテリア選びは相手の好みによって左右されるため、親しい間柄でなければ避けるようにしましょう。
新築祝い・引っ越し祝いでNGなプレゼントを紹介します。お祝いを選ぶときには十分注意しましょう。
火を連想させるもの
新築祝い・引っ越し祝いで火を連想させるものはNGです。キャンドル・コンロ・灰皿などの火を使うものだけでなく、火を連想させる赤い色のものを贈ることもNGとされていますので、注意しましょう。
壁に穴を空ける必要があるもの
壁に穴をあける必要があるものもNGです。これは新居で壁を傷つけたくないという人が多いためです。フォトフレームや時計、額縁などは壁掛けタイプではなく置き型タイプのものを選ぶようにしましょう。
目上の方に対して失礼にあたるもの
新築祝い・引っ越し祝いを目上の人に贈る場合、現金は絶対にNGです。目上の人へ現金を贈る行為は「相手を見下している」というイメージがあるためです。額面が見える商品券、ギフトカードも同様です。贈り物ランキングの上位ですが、目上の人へ贈る際は避けるようにしましょう。
また、スリッパや靴下などの履物やマットなどの敷物には「相手を踏みつける」という意味があり目上の人へ贈るのはNGとされているので注意しましょう。
新築祝い・引っ越し祝いを贈るときの間柄別の料金相場を紹介します。贈り物を選ぶとき、予算の目安にしてください。
間柄 | 金額の目安・相場 |
---|---|
親 | 5万円~10万円 同居・別居・新居への出資の状況などにより異なる |
親戚 | 5,000円〜3万円 |
兄弟姉妹 | 1万円〜3万円 |
友人 | 5,000円〜1万円 |
職場の同僚 | 5,000円〜3万円 数人でお金を出しあう場合、1,000〜5,000円ずつを人数分まとめる |
上司 | 5,000円〜1万円 数人でお金を出しあう場合、3,000〜5,000円ずつを人数分まとめる |
目上の人 | 5,000円〜1万円 |
ここではのしの選び方や書き方、お祝いを贈るタイミングなど、新築祝い・引っ越し祝いを実際に渡すときのポイントについて紹介します。
■のしの選び方・書き方
新築や引越しは何度繰り返してもいいお祝いなので、結婚式や快気祝いで使用する結び切りではなく、紅白の蝶結び、または花結びのものを使用します。のしは贈り物を渡す際に、表書きが相手に見えるよう「外のし」を使用します。
新築祝いの場合
新築祝いの表書きには、「祝御新築」・「新築御祝」・「御新築祝」・「御新築御祝」などがあります。一戸建てではなく、マンションを購入したりした場合は「御新居祝」や単に「御祝」とするのが一般的です。
引っ越し祝いの場合
引っ越し祝いの表書きは、引っ越しの内容によって変わります。昇進などで転勤する場合は「祝御栄転」・「祝御昇進」・「祝御昇格」、中古物件へ引っ越しした場合は「御引越御祝」、賃貸物件へ引っ越しした場合は「御餞別」とします。
昇進かどうかわからない場合は、すべて「御餞別」として構いません。ただし、目上の人へ「御餞別」とするのは失礼にあたるため、「御祝」や「御餞」とするのが一般的です。結婚にともなって引越しする場合は「寿」とするとよいでしょう。
■渡す時期・渡し方
新築祝い・引っ越し祝いを渡すタイミングは、引っ越し終了後、新居に招待されたときに渡すのがベストです。つい引っ越ししてすぐに贈ってしまいたくなりますが、引っ越し直後は多忙なため、少し時間を置いてから贈るのがよいとされています。
贈る相手が遠方に引っ越してしまい、実際に会うことが難しい場合は、郵送で送りましょう。引っ越し後2週間から2か月の間に贈るのがおすすめです。
新築祝い・引っ越し祝いを贈るときに大切なのは、何よりも祝福の気持ちや相手への思いやりの気持ちです。家を建てたり引っ越ししたりすることは人生の一大イベントですから、贈る相手のことを考えたお祝い選びをしたいものです。
新築祝い・引っ越し祝い選びで困ったら、鈴廣オンラインショップがおすすめです。箱根ビールをはじめ、お祝いにぴったりな食品をさまざまな価格帯で揃えているので、必ずお気に入りの商品が見つかります。ぜひ新築祝い・引っ越し祝いに困った際は役立ててください。