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暑い日にも「タンパク質」がしっかりとれるスタミナ料理を紹介する本シリーズ。
今回は、食欲がない日にも箸が進む「謹上蒲鉾のねばねば和え」。かまぼこの旨みで、さっぱりとした和え物が何杯でも食べられる一皿に。
そのままでも、ご飯や豆腐、冷たいうどんにかけても美味しく召し上がれます。
食材のポイント
1、胃腸の働きを整えるネバネバ食材
ネバネバ食材には胃腸の粘膜を保護する成分が含まれていることが多く、胃が疲れやすい夏にたっぷりとりたい食材です。
2、一本でお魚たんぱく質27.3グラム「謹上蒲鉾」
「謹上蒲鉾」は1本に白身魚を約7匹使っており、良質なタンパク質が27.3グラムも含まれています。
タンパク質は筋肉や臓器、皮膚や毛髪、さらに免疫細胞の材料となる大切な栄養素。必要な量をしっかりと摂ることで疲れにくい体を作ります。
(※魚肉タンパクの特徴についてはこちらの記事も)
3、梅干しのクエン酸で疲労回復に
梅肉とこりこり食感のくらげを和えた鈴廣姉妹ブランドこゆるぎ屋の「梅くらげ」で味付け。梅干しに含まれるクエン酸は疲労回復のほか、唾液の分泌を促して食欲増進にもつながります。
「謹上蒲鉾」は白身魚本来のぷりっとした弾力を味わうことのできる板かまぼこです。しなやかな弾力を生む旬のグチをメインに、季節に応じてタイ類やタラ類の魚をブレンドしています。弾力を楽しむためには、少々厚く切ってみてください。
(2人分)
・謹上蒲鉾 1/2本
・梅くらげ 適量
・きゅうり 1/2本
・山芋 200g
・オクラ 3本
・なめこ 1パック
・みょうが 1個
・しそ 3枚
・生姜 適量
① なめこを湯通し、オクラをさっと茹でる
②謹上蒲鉾、山芋、きゅうり、オクラを1㎝角のブロック状に切る
③ みょうがとしそは千切りにし、生姜はおろす
④ 食材と梅くらげを全て和える
⑤ そのままでも、ご飯や豆腐、冷やしうどんにのせても美味しく召し上がっていただけます。
切ってすぐ食べられるかまぼこは忙しい毎日に便利です。かまぼこ1本に7匹の魚を使っているので、栄養も抜群。化学調味料や人工甘味料なども一切使用しておりません。冷蔵にいつものかまぼこをどうぞ。
3種が入った楽々おかずセット(い)には「謹上蒲鉾」、海老や青のり入りの揚げかまぼこ「あげかま」や一口かまぼこの「ぷちかま チーズ」を取り合わせました。
Photos by Hiyori Ikai, Recipe by Hirozumi Ogawa, Written by Kaeko Liff