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暑い日にも「タンパク質」がしっかりとれるスタミナ料理を紹介する本シリーズ。
今回はさらさらと喉越しのよい「冷や汁」。つるりとした食感の「浜の月」と、香り高き「しそかをり巻」を入れて、爽やかでみずみずしい一品に仕上げました。
食材のポイント
1、消化促進の青じそ
青じそには胃液の分泌を助け、食欲不振を改善する働きがあります。
2、お魚たんぱく質たっぷりのかまぼこ
白身魚から作られる「浜の月」や「しそかをり巻」は良質なタンパク質が豊富です。タンパク質は筋肉や臓器、皮膚や毛髪、さらに免疫細胞の材料となる大切な栄養素。しっかり摂ることで疲れにくい体を作ります。
3、煮干しや昆布、鰹節の出汁
煮干しや昆布、鰹節の栄養がとけた出汁を使います。冷や汁を最後まで飲めるように塩加減は控えめで。
「手取りしんじょ 浜の月」は天然のグチという魚を箱根富士丹沢山系の伏流水でのばした瑞々しいしんじょです。つるりと滑らかなのど越しのあとに、ふわりとグチの香りが鼻をぬけていきます。かろやかで滑らかな食感は、かまぼこ職人の手技ならではでございます。暑い日もさっぱりと、一枚、また一枚と食が進む逸品です。
「しそかをり巻」は白身魚のすり身を紫蘇で包んで揚げた人気商品です。
鈴廣では「しそかをり巻」の青じそを農家さんに特別に栽培していただいています。かまぼこを作る時に出てくる魚のアラや箱根ビールの絞りかすから肥料「うみからだいち」を作り、畑にお届け。この肥料によって香りのよい青じそが育ちます。
※画像の「かをり巻」は3/1以前のリニューアル前パッケージです。
(2人分)
・「浜の月」 1個
・「しそかをり巻」 3本
・きゅうり 1/2本
・白ごま 適量
・白味噌 10g
・みょうが 1個
・だし 200cc
・大葉 3枚
・木綿豆腐 1/2丁
・ごはん(麦ご飯) 180g
① 「浜の月」を厚さ1cmほどの削ぎ切りにする
② 「しそかをり巻」は写真のように1/4に切る
③ きゅうりを輪切り、みょうがと大葉を刻む
④ だし汁に味噌を溶かす
⑤ 「浜の月」「しそかをり巻」、きゅうり、みょうが、崩した豆腐を④に加える
⑥ 白ごまをふり、大葉のせたら完成。そのままでも、ごはんにかけても美味しく召し上がれます
Photos by Hiyori Ikai, Recipe by Hirozumi Ogawa, Written by Kaeko Liff