Simple is the best.
そんな一文がぴったりなのがのり弁。ごはんの上に醤油に浸した焼き海苔を重ねたシンプルな味わいは何度食べても飽きることはありません。
今回は鈴廣のおいしいものをぎっしり詰めた「究極ののり弁」を作ります。
Simple is the best.
そんな一文がぴったりなのがのり弁。ごはんの上に醤油に浸した焼き海苔を重ねたシンプルな味わいは何度食べても飽きることはありません。
今回は鈴廣のおいしいものをぎっしり詰めた「究極ののり弁」を作ります。
【お弁当の内容】
「百年ちくわの磯辺焼き(鈴廣)」
最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞した焼きちくわ。竹輪のためにつくったすり身に、上質なサバと煮干しの出汁を加え、ほんのり生姜とごま油も香るように焼き上げました。
このちくわを青のりの衣でカリっと揚げます。
「海のすふれ(鈴廣)」
玉子焼きには海老入りの「海のすふれ」。海老と白身魚と卵の生地をたっぷり空気を抱かせながら撹拌し、雲のようにふわふわに焼き上げた玉子焼きです。麦芽糖とみりんで甘さ控えめに仕上げており、ごはんとよく合います。
「謹上蒲鉾(鈴廣)」
鈴廣の看板商品である板かまぼこ。プリッとした弾力を引き出すために、しなやかな弾力を生む旬のグチをメインに、季節に応じてタイ類やタラ類の魚をブレンドしています。12mmと分厚く切って召し上がれ。
「わさび漬け(鈴廣)」
山葵の茎や根を粗めに切って、灘吟醸の酒粕と漬けました。シャキシャキした食感がたまりません。
「べにさけの粕漬け(鈴廣・こゆるぎ屋)」
鈴廣の姉妹ブランドこゆるぎ屋がつくっております。天然熟成の酒粕にベニザケをつけて芳醇な香りと旨味を楽しめます。
「籠常のかつお節と江嶋の海苔の海苔飯」
白米に削りたてのかつお節をたっぷりかけて、醤油に浸した海苔を重ねます。
小田原の専門店のおいしいものづくし
海苔やかつお節も小田原のおいしいものを。海苔は寛文元年(1661年)創業の「江嶋」の焼きのり、かつお節は明治26年(1893年)に創業した老舗「籠常」のを選びました。籠常さんは料亭や旅館に削りたての鰹節を卸しており、量り売りしかしていません。究極ののり弁づくりのために、専門店にいってあれやこれやと好みの素材を探すのも楽しいものです。
<磯部揚げ>
・百年ちくわ 1本
・青のり 適量
・小麦粉(薄力粉) 大さじ2
・水 大さじ2
<お弁当>
・謹上蒲鉾 12mmの厚みのものを1枚あるいはその半分に
・海のすふれ 1/8切れ
・わさび漬け 適量
・べにさけ 粕漬け 1個
・米 250g(炊飯後)
・のり 2枚
・かつおぶし 適量
・醤油 適量
① まず、磯辺揚げを作る。「百年ちくわ」を縦半分に切り、青のり、小麦粉、水を混ぜ合わせた衣につける。
② 少なめの油で1分~2分、カラリとするまで揚げる。
③ お弁当箱にご飯を盛り、かつお節をふりかけ、醤油に浸した海苔を重ねる。
④ こんがり焼き上げた、「べにさけ 粕漬け」を盛りつける。
⑤ 食べやすい大きさに切った「謹上蒲鉾」・「海のすふれ」・「わさび漬け」を盛り付ける。
(謹上蒲鉾の厚さは12mmがおすすめ。プリッとした弾力を楽しめます。)
⑥ 最後に「百年ちくわ」の磯辺揚げを盛り付けて、完成。
Photos by Hiyori Ikai, Recipe by Hirozumi Ogawa, Written by Kaeko Liff