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サッカー日本代表長友佑都選手の専属シェフ、加藤超也さんが作るかまぼこレシピシリーズ。「日頃から良質なタンパク質として魚を積極的に料理している」という加藤さんに、万能すりみパウダーを使ったおいしい家庭料理を考えていただきました。
第1弾は「すりみ団子とプチトマトのスパゲッティーニ」。
王道のトマトソースを、プチトマトを贅沢に使うことでフレッシュで濃厚なソースに仕上げています。すりみ団子を一度、にんにくと鷹の爪のオイルで香ばしく焼くところも、更なる美味しさを引き出す加藤シェフならではの工夫です。その場でたまらず味見をしてしまいそう。
「『万能すりみパウダー』を初めて食べたとき、イタリアの肉団子『ポルぺッティーニ』を思い出しました。イタリアでは子どもから大人まで日常的に食べる家庭料理なのですが、これを”お魚のすりみ”で作れば、魚肉をもっと身近に食べてもらえるのではないかと思いました。魚肉は良質なタンパク質なので、成長期のお子さんには特に食べてほしいです」(加藤超也シェフ)
(2人分)
<すりみ団子>
・「万能すりみパウダー」 50gを1パック
・水 200cc
<トマトソース>
・エキストラオリーブオイル 大さじ2
・にんにく 1片
・鷹の爪 お好み
・ミニトマト 300g (約28粒)
・トマトペースト 大さじ2
・バジル 4枚
・塩 少々
・スパゲティーニ「乾麺(1.6mm)」 180g
・茹で汁 180cc
<トッピング>
・エキストラオリーブオイル 適量
・バジル お好みで
① 水200ccに「万能すりみパウダー」50gを入れて良く混ぜる。
【詳細動画はこちら】
※ボールには先に水をいれてから、パウダーを加えると、だまができにくくなります。また、一度軽く混ぜたら、パウダーが水を吸うまで1分ほど待つと、混ぜやすくなります。
② すり身ができたら、スプーンで一口大の団子に成形する。その際に、少量のオリーブオイル(分量外)をすりみ団子の表面に軽くまとわせると鍋にくっつかなくなる。また、水に浮かべておくと、すり身団子が乾かずにプリッとなる。
③ にんにくを半分にカットし、にんにくの芽を取り除き、 包丁の腹で上から押すようにしてつぶす。
④ ミニトマトを半分に切る。
⑤ ソースを作る。フライパンにオリーブオイル、つぶしたにんにく、鷹の爪を入れ、弱火にかける。
⑥ にんにくが薄キツネ色になったら、鷹の爪を外し、②のすり身だんご入れて、両面に焼き色をつけながら弱火で加熱する。この時に香り付けにバジルを入れる。
⑦ ミニトマトと塩を少々入れ蓋をする。3分〜5分程度強火で加熱する。トマトの水分を引き出しながら、煮崩れた果肉をゴムベラ等でつぶす。
⑧ ⑦にトマトペーストを入れて、弱火で3分程度煮詰めたらソースの完成。
⑨ たっぷりのお湯を沸かし、お湯に対して塩1%(分量外)を入れたら、パスタが好みの硬さになるまで茹でる。
⑩ パスタをしっかり湯切りしソースとからめる。180㏄のパスタ茹で汁を入れ全体を混ぜ合わせる。仕上げにオリーブオイルを回しかけたらお皿に盛りつける。
⑪ トッピングでバジル、お好みでオリーブオイルを回しかけたら完成。
万能すりみパウダーは、鈴廣のすり身を特許製法によって乾燥・パウダー状にしたもので、ご家庭でお水を加えるだけで生すり身を作ることができます。材料は天然の白身魚と塩、砂糖のみ。保存料・化学調味料等、一切使用していません。
加藤 超也
株式会社Cuore所属。1984年生まれ。2016年にサッカー日本代表長友佑都専属シェフに就任。「食べたもので体はつくられている」をポリシーに、欧州と日本を行き来しながらサポートに従事。2020年からは、「アスリート自炊力向上プログラム」として、東京五輪サッカー日本代表候補の菅原由勢選手のサポートを開始。また2020年10月よりポタージュブランド「THE POTAGE」の商品プロデュースを行い、その他企業の商品開発などにも携わっている。
Photos by, Recipe by Tatsuya Kato, Written by Kaeko Liff