揚げかまぼこ「あげかま」をたっぷりの出汁つゆで温めて、卵でふんわりとじる。白米とともにお口にかきこみたくなる丼ぶり飯をつくります。
鈴廣のロングセラー「あげかま」の白身魚のすり身のぷっくりとした食感と旨味、揚げ油のコクを堪能してください。
「あげかま」は発売から60年以上も続くロングセラーの揚げかまぼこです。白身魚のすりみに青のりや海老、生姜などを混ぜ、ひょうたんや扇など縁起物の形にして揚げております。
揚げ油には米ぬかを搾って作られる米油を使用。酸化を促すリノレン酸をほとんど含まないため、揚げ物をより美味しく保つことができ、食べる前の油抜きもいりません。木の葉丼にそのままいれて、米油のコクとおいしさもいっしょに堪能してください。
「あげかま」に入っているのは、木の葉・ごま丹・えび扇・ひさご・白梅の5種類。今回は木の葉、ひさご、えび扇を使いましたが、みな様ならどの味を選びますか。
木の葉は小田原の桜の葉をイメージした、生姜入りのさわやかな味わい。
ごま丹は短冊の形で黒ごまの香ばしさとプチプチとした食感が後を引きます。
えび扇は海老の旨みとキクラゲの食感が楽しい一品。
ひさごはひょうたんの意匠で青のりの風味豊かな一品です。
白梅は梅の形の白あげ。みりんをいれずにすり身のおいしさをシンプルに楽しみます。
(2人前)
・「あげかま」 3〜4枚
・しいたけ 3〜4個
・たまねぎ 1/2個
・卵 2個
・お米 1合
・三つ葉 1本
【A】
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ2
・出汁 120ml
① あげかまを、お好みの大きさに切る
② 玉ねぎはスライスに、しいたけは石づきを取り、薄切りにする
③ 鍋に調味料Aを入れ、そこに玉ねぎ、しいたけ、あげかまを入れ、火にかける
④ 火が通ったら溶き卵を回し入れて仕上げ、ご飯の入った丼ぶりに盛る
⑤ 仕上げに、三つ葉を添えて、完成
切ってすぐ食べられるかまぼこは忙しい毎日に便利です。かまぼこ1本に7匹の魚を使っているので、栄養も抜群。化学調味料や人工甘味料なども一切使用しておりません。冷蔵にいつものかまぼこをどうぞ。
木の葉丼には今回の「あげかま」はもちろんのこと、「謹上蒲鉾」や一口かまぼこの「ぷちかま チーズ」もよく合います。3種が入った楽々おかずセット(い)をお試しください。
Photos by Hiyori Ikai, Recipe by Hirozumi Ogawa, Written by Kaeko Liff