#板かまぼこ#飾り切り

かまぼこの飾り切り~紅白の吉祥文様 前編~

紅白かまぼこを使った吉祥文様を5種類、二回にわたり紹介いたします。

かまぼこの形は初日の出に似ており、白は清浄、赤は魔除けを意味していることから、縁起物として伝わってまいりました。今回ご紹介する吉祥の飾り切りでさらに福を呼び込み、新年の開運祈願にお役立てください。

縁起の三結び

かまぼこの表面を三つ編みにします。日本では昔から三は縁起の良い数字。奇数は割り切れないため、縁が途切れないことと結びついてきました。

作り方

①かまぼこを12㎜の厚さに切る

②かまぼこの表面を2㎜くらいの厚さで切る。ただし、端から1.5㎝くらいのところで止める

③ ②の表面部分を3等分して切り込みを入れる

④三つ編みする

吉祥文様 ねじり鹿の子

鹿の子文様は鹿の子の斑点から生まれた意匠です。鹿は生命力が強く、子孫繁栄の象徴とされてきました。かまぼこアーティストかまぼこママさん考案の飾り切りです。

作り方

①紅かまぼこから、三角柱を4本分抜き切りする

②4~5㎜ずつ切れ込みを入れる。底まで包丁の刃がいかないように気を付ける

③4列分を切り取り、両手を使ってかまぼこを左右にずらす

「謹上蒲鉾」と「伊達巻」の詰め合わせ『ちどり』

今回使用したかまぼこは「謹上蒲鉾」です。高級魚のグチにタイ類やタラ類をブレンドし、小田原かまぼこならではのぷりっとした弾力を引き出しています。本記事の飾り切りのような、厚く切って弾力を楽しむものに向いております。

年末年始は板かまぼこと伊達巻をお使いいただく機会が多いかと思います。
冬一番人気「ちどり」があれば、おせちやお雑煮、年越しそばなど様々に重宝いたします。

「かまぼこの飾り切り~紅白の吉祥文様  後編~」はこちら

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