「今年は何か自分で作ってみる?」おせち料理の写真を見ていると、子どもたちがのぞいてきました。黒豆、きんとん、おなます・・・
家族といっしょにおせち料理を作るのも、日本の温かな年の瀬のひと場面。しかし、何種類ものおせち料理をお子さんとすべて手作りするのはなかなか大変。
そこで、今日は簡単に作ることの出来るおせち料理の作り方をご紹介します。
必要な材料は・・・かまぼこ板とクレヨンです。そう。今日ご紹介するのは、食べられるおせちではありません。かまぼこ板を使った、おせち料理です。
「今年は何か自分で作ってみる?」おせち料理の写真を見ていると、子どもたちがのぞいてきました。黒豆、きんとん、おなます・・・
家族といっしょにおせち料理を作るのも、日本の温かな年の瀬のひと場面。しかし、何種類ものおせち料理をお子さんとすべて手作りするのはなかなか大変。
そこで、今日は簡単に作ることの出来るおせち料理の作り方をご紹介します。
必要な材料は・・・かまぼこ板とクレヨンです。そう。今日ご紹介するのは、食べられるおせちではありません。かまぼこ板を使った、おせち料理です。
作り方は簡単。
かまぼこ板はモミの木でできており、紙に描くのとは違う温かみがでます。 かまぼこを食べた後の板を捨てるのはもったいない。ぜひ、活用してくださいね。
ここで、少しお勉強。おせち料理はお重につめますが、何か詰め方にルールはあるのでしょうか。おせち料理は本来、4つの重につめていきます。なぜ4つなのか。日本では『三』という数字は完全を表します。四というのは、完全よりもさらに一つ重ねる。縁起のいい数字と考えられてきました。
また、おせち料理にはある共通点があります。それは、温めなおす必要がなく、作りおきができる料理であることです。年神様を迎えるお正月にともす火は神聖なものとされ、なるべく料理に使わないようにすべきだと考えられてきたためだそうです。
子どもたちは、おせちの食材に込められた想いを知ることにも興味深々でした。代表的なものを一部ご紹介します。
新しい門出にふさわしい『日の出』の形に似ているため。また、紅白はお祝いの色で、紅はめでたさと慶びを、白は神聖を表している。
数多くの鰊の卵をいただくことから、子宝に恵まれ、子孫繁栄しますようにという願いが込められている。
まめに暮らせるようにという想い。まめとは、健康にという意味です。
片口鰯を甘辛く煮たもの。鰯を田植えの際に肥料にしたことから、豊作を祈る意味。
喜ぶ(よろこぶ)のこぶにかけて。
長いひげをはやし、腰が曲がっていることから、長生きを祈って。
穴がたくさんあることから、見通しがきくという縁起をかついで。
我が家では、子どもたちが調べた食材に込められた思いをカードに書いてみました。写真のように、たとえば、黒豆のカードには、「健康に暮らせることを願った食材。黒いです」と書きます。そして、そのカードと、おせちを描いた板を使って、家族全員で遊びます。
ルールは簡単です。プレイヤーのほかに一人、カードを読み上げる人を決めます。読み上げる人はカードに書かれた食材に込められた想いを声に出し、プレイヤーはその想いが込められた食材が描かれた板をとります。いち早く板をとることのできたプレイヤーの勝ちです。
おいしいだけではないおせち料理の意味、家族全員で遊びながら、感じてみてはいかがでしょうか?