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12回に渡ってお送りしてまいりました、鈴廣の板かまぼこの美味しさをお伝えするシリーズ、
【そうだったのか?!『鈴廣の板かまぼこ』】
さらに、板かまぼこを美味しく食べる方法のひとつとして、オリーブオイルとのマリアージュをご提案した、
【続・そうだったのか!『鈴廣の板かまぼこ』オリーブオイル編】
大変ご好評いただいております。
なんとなく当たり前に存在していた“かまぼこ”に、こんなにたくさん秘密があったとは! オリーブオイルとこんなにも相性がいいなんて!もっともっと多くの方に興味を持っていただけると嬉しいです。
板かまぼこを楽しんでいただくことはもちろんですが、鈴廣にはかまぼこファンにはぜひとも知っていただきたい“粋な”商品があります。
【そうだったのか?!『鈴廣の板かまぼこ』】番外編として、隠れた銘品をご紹介するシリーズがスタートします!
番外編・そうだったのか!『鈴廣の板かまぼこ』
第1回目は「すじ鉾」です。
【そうだったのか?!『鈴廣の板かまぼこ』】では、かまぼこをつくる工程についても詳しくご紹介してきました。
(詳しくは【そうだったのか?!『鈴廣の板かまぼこ』】“かまぼこの技”をご覧ください。)
小田原の代表的な板かまぼこは滑らかな食感を引き出すために、すりみを裏ごしして筋や軟骨をとりのぞいています。そんな精細な板かまぼこに対して、魚肉と一緒に軟骨や筋もいっしょにすりつぶしてつくるかまぼこがあります。
その名も「すじ鉾」。
「すじ鉾」は、その名の通りお魚の軟骨や筋もいっしょにすりつぶした野趣に富んだかまぼこです。つるっとした板かまぼこに比べると見た目にも素朴、人間にたとえると頑固親父ってところでしょうか。
その味はというと、お魚から得られる味を全部感じられるほどの深い味わいです。甘いだけじゃない、渋みも苦みも多少ある、なのに全体として旨みとしてまとまっています。軟骨のコリコリとした食感と筋のモチモチとした弾力も、板かまぼこにはない特徴といえます。
お魚をまるごと味わう、にはこれ以上ない味の完成品です。
気持ち厚めに切ってそのままでも、厚めに切って調理してもおいしい便利な食材です。
おすすめの食べ方は、野菜といっしょに鍋で煮込むあったかレシピ、バターやオリーブオイルで焦げ目がつくまで焼いたおつまみもお酒のあてにぴったりです。他にも、味噌汁、炒め物、煮物、いつもの一品に足すだけでお魚のうまみをプラスすることができます。
↓焼く時のコツを動画でご紹介いたします!↓
焦げやすいのでご注意ください。
いかがでしたか?
知る人ぞ知る、隠れた逸品「すじ鉾」。その癖になる美味しさは、一度食べるとやみつきになるかもしれません。お魚まるごとなので栄養価も高く、育ち盛りのお子様や年齢を重ねて体調が気になる方にも、ぜひ食べていただきたい逸品です。
「すじ鉾」は
各店舗、またオンラインショッピングでもお買い求めいただけます。
ぜひ一度、ご賞味ください。