太陽のエネルギーを浴びて真っ赤に熟したトマト。
夏の晩酌に冷製トマトは欠かせません。キリリと冷やしたビールによく合わせるのは、トマトに紫蘇やみょうがなどの香味野菜を加えて黒酢とはちみつで和えたもの。でも時々、それだけではさっぱりすぎて物足りなさを感じることも。そこで、今回はうまみぷりっと弾ける「あげかま」を大胆に加えました。
冷菜のおつまみなのに、食感もうまみも満足度が一気にアップした一皿になりました。
太陽のエネルギーを浴びて真っ赤に熟したトマト。
夏の晩酌に冷製トマトは欠かせません。キリリと冷やしたビールによく合わせるのは、トマトに紫蘇やみょうがなどの香味野菜を加えて黒酢とはちみつで和えたもの。でも時々、それだけではさっぱりすぎて物足りなさを感じることも。そこで、今回はうまみぷりっと弾ける「あげかま」を大胆に加えました。
冷菜のおつまみなのに、食感もうまみも満足度が一気にアップした一皿になりました。
あげかまのコクとトマトの酸味のバランスよく、黒酢にほんのり蜂蜜を和えたたれが甘酢風で食べやすい。
紫蘇やみょうが、ごまはお好みで量を調整してください。夏には香味野菜をたっぷり載せるのがおすすめです。白身魚の淡白なうまみと、薬味の香りや辛味・苦みがうまく引き立て合います。
「あげかま」は5種類の異なる形と味わいを楽しめる揚げかまぼこです。今回は海老入りの「えび扇」、青のり香る「ひさご」、白身魚の素朴な味わい「白梅」を使いました。
(1 人前)
・あげかま 3 枚 (1/2 袋)
・トマト 中1 個
・黒酢 大さじ1 (15ml)
・はちみつ 小さじ1 (5ml)
・白ごま 適量
・みょうが お好み
・青じそ お好み
1.あげかまとトマトを、ひと口大の大きさにカットする
2.黒酢とはちみつを混ぜ、カットしたあげかま、トマト、白ごまと和える
3.お皿に盛り付け、お好みでみょうが、青じそを添えたら、完成
「あげかま」の揚げ油には米ぬかを搾って作られる米油を使っています。米油は、酸化を促すリノレン酸をほとんど含まないため、揚げ物をより美味しく保つことができます。この油を惜しげなく新しい油に入れ替えながら使っているので、脂っこくなくあっさりとした揚げ上がり。何枚でも手が伸びてしまう美味しさです。
「あげかまとトマトと香味野菜の黒酢和え」にペアリングしたのは箱根ビール「箱根ピルス」です。箱根富士丹沢山系の伏流水で仕込んだ、清流のきれいな味わいのクラフトビール。
のどごし重視の一般的なビールと比べると、「箱根ピルス」はクリアなのどごしの後にモルトの旨みや甘みがほどよく感じられるのが特徴です。のど越しが強すぎないからこそ、魚介や野菜の自然なおいしさに調和します。
「国際ビール大賞」「アジア・ビアカップ」で幾度となく金賞を受賞、また国内外のクラフトビールが集まる「JAPAN BREWERS CUP」でもピルスナー部門堂々の1位に選出されました。今回ご紹介したレシピの詰め合わせは、「あげかま&箱根ビールセット」でお楽しみいただけます。
Photography by Hiyori Ikai ,Recipe by Hirozumi Ogawa ,Written by Kaeko Liff