ひとつ目のレシピは、一口サイズのかまぼこ「お好み十選」を串に刺して炙った一品。そのままでも美味しく食べられますが、数分オーブントースター等で温めるだけで揚げたての香りやプリッとした食感がよみがえり、焦げ目がついた皮は香ばしさがたまりません。

お父様好みの薬味、皆様が最近見つけた珍しいスパイスや調味料などを並べると、会話も弾みます。上の写真には柚子胡椒、コチュジャン、粗塩、そして「やまつ辻田の極上七味」を添えています。この七味は、国内産唐辛子、幻ともいわれる山朝倉粉山椒、丹波有機黒ごま、柚子、高知糸すじ青のりなどを、石臼製法で引き揚げた香りが最高です。

「お好み十選」は「ねぎまぐろ」「ピリ辛なんこつ」「ふっくらさつま」など食感、味、スパイスや具材が異なる10種類の小さなかまぼこです 。

・お好み十選
・竹串
・薬味　（柚子胡椒、七味、コチュジャン、おろし生姜など）

１.　「お好み十選」をグリルやオーブントースターで数分温める。
＊焼きすぎると、揚げかまぼこの水分がとんで、ぱさついた食感になってしまうので、中まで温まれば十分です。
２.　竹串で刺す
＊竹串を刺してから温める場合は、アルミホイルなどで竹串部分を包んでおくと焼け焦げません。
３.　薬味を添えて、盛り付ける。

初夏にはビールとソーセージで一杯やりたくなるもの。鈴廣の魚介フランクフルト「シーフランク」は白身魚のすりみにイカや海老、ホタテなどを贅沢にごろごろと入れた逸品です。羊腸を使っており、皮目はぱりっと弾けます。箱根の天然水で仕込んだビール「箱根ピルス」をきんきんに冷やしておけば、準備万端。

今回は「シーフランク（イカ）」を使用しました。イカのコリコリの食感と、イカ墨の旨味や香りがいいアクセントに。イカ墨の漆黒が料理をモダンにします。「シーフランク（エビ）」や「シーフランク（ホタテ）」で作るとまた違う印象になるので、いろいろお試しください。「シーフランク」３種とビールのセットもございます。

シーフランク&箱根ビールセット

・シーフランク（イカ）3本
・じゃがいも（小）　4個（大2個）
・アスパラガス　　　3本
・粒マスタード　　大さじ1
・塩　　少々
・こしょう　少々
・オリーブオイル　適量

１．　ジャガイモは火を通しておく。
２．　シーフランク、アスパラガス、じゃがいもを食べやすい大きさに切る。
３．　フライパンにオリーブオイルを入れ、シーセージ、じゃがいも、アスパラの順で炒める。
４．　3に粒マスタードと、塩こしょうをし、混ぜ合わせながら軽く炒めて、完成。

父の日をむかえる六月は急に気温が下がったり、急に使いだした冷房で体が冷えすぎてしまったり、温かいものが食べたくなることもあります。

醤油と生姜で食べる定番の湯豆腐もおいしいですが、胡麻と味噌を使った白味噌湯豆腐はいかがでしょうか。いつもと違う湯豆腐はお父様へのちょっとしたサプライズ。特別な日の食卓にお使いください。

白味噌湯豆腐には板蒲鉾はもちろん、紫蘇を巻き米油で揚げた「しそかをり巻」もあいます。「謹上蒲鉾」「しそかをり巻」「箱根ビール」3種が入ったセット「うみからだいち循環セット」はこちらから。

海から大地循環セット

・謹上蒲鉾（白）　1/2本
・木綿豆腐　　1/2丁　
・長ネギ　1/2本　　（具材＋添える白髪ねぎ）
・水　　300ml
・だし昆布　適量
・白味噌   90g
・しょうゆ　少々（お好みで）
・すりごま（白）　少々
・白ごま　　少々

１.　水を入れた鍋に、だし昆布を入れておく。（最低でも3時間ほど、できれば1晩浸けておくとよい）
２.　長ねぎをカットし、焦げ目がつくまで焼く。
３.　かまぼこは15mmくらいの厚切りに。豆腐も同じくらいの大きさに切る。
４.　１の鍋に、豆腐、２の焼きねぎ、すりごまを入れ軽く煮立てる。
５.　仕上げに白ごまをふり、完成。

最後のレシピはかまぼこを切って珍味をのせる板わさです。写真は板かまぼこと焼き蒲鉾の上に、塩辛とわさび漬けをのせたもの。これが日本酒はもちろん、ビールやロゼワインにもよくあうから面白い。おうちでお父様と晩酌を楽しむならば、様々な種類のお酒と板わさを合わせて、比べてみるのも楽しいかもしれません。

鈴廣の塩辛はイカと麹が発酵して生み出す旨味をそのまま味わっていただくよう、塩とイカと麹以外使いません。天然素材の奥深い味をどうぞ。わさび漬けは茎を粗く切り灘吟醸の酒粕で仕込んでいます。しゃきしゃきとした山葵の食感と酒かすの旨みと甘さが絶品です。「謹上晩酌セット」をご覧ください。

謹上晩酌セット

皆様の素敵なひとときに召し上がっていただけるならばこの上ない喜びです。かまぼこ職人一同、心を込めて作ってまいります。