お正月明けのかまぼこ冬レシピ

お正月の海の幸、山の幸。
特別な食材が揃う時期だからこそ、おせち料理以外でも楽しめたらいいですよね。
今回はおせち食材を使った、冬にぴったりのかまぼこレシピを紹介します。

かまぼこは白身魚7匹をつかった魚介の食材です。
海老やホタテ、白身魚と同じように、旨味や食感を生かして様々なレシピにお使いいただければ幸いです。

胃腸にやさしい『かまぼこ粥』

おかゆにかまぼこの食感がアクセント。かまぼこの旨味がしっかりと感じられる一皿で、お塩を入れずに召し上がる方も多いと思います。レシピではおせちの時期にご家庭にある蕪や三つ葉を使いましたが、七草粥にかまぼこを入れるのもおすすめです。

疲れた胃腸を回復させるためには、良質なタンパク質がかかせません。かまぼこ1本に7匹ほどの白身魚を使っており、タンパク質が豊富に含まれています。

【材料(4人分)】
米(2カップ)
かまぼこ(1本)
ほうれん草(4本)
かぶの葉(4本)
三つ葉(少々)
塩 適量

【作り方】

①米は水でとぎ、ざるに上げ、30分おく。

②といだお米 を1リットル強の水で炊飯器にて炊く。お好みで、酒10ccを。
(土鍋か、厚手の鍋で炊いてもよい。)

③ほうれん草とかぶの葉は、一緒に茹で、水にさらしてから水分をしぼる。

④ほうれん草、かぶの葉、三つ葉を刻む。

⑤かまぼこを1.2cm幅の、サイコロ状に切る。

⑥炊き上がった米の中に、4と5、塩を入れて軽く混ぜ、味を整える。
※お好みで、水100ccに葛少々をとき、最後に混ぜるととろみがついて、より一層体が温まります。

レシピはこちらから

お餅や蛸との食感のマリアージュ『かまぼこピンチョス』

お正月の食材に欠かせないお餅と蛸をかまぼこの上にのせた『かまぼこピンチョス』です。
蛸のぷりっとした食感と、じゃがいものほっくり感、もっちりとした餅と、かまぼこの弾力という4つの食感のハーモニーをお楽しみください。

ワインにも、日本酒にも合います。

【材料】 
謹上蒲鉾
じゃがいも

たこ
チリペッパー

【作り方】
①かまぼこは厚さ12㎜、四分の一円の形に切る。
②蛸、餅、じゃがいもを焼く。
③材料をのせる。スティック等でとめてもいい。

お酒に合うレシピはこちらからもご覧いただけます。ワインソムリエの田崎真也さんが、ワインや日本酒、焼酎などにあう『お酒にあうかまぼこレシピ』を考えてくださいました。

お酒に合うかまぼこレシピはこちらから

米油でサクッと、かまぼこのかき揚げ丼

お正月も三日も過ぎる頃、鈴廣スタッフの間で「今年も作ったよ」と話題になるのが、かまぼこのかき揚げ丼です。かき揚げの具材に、おせち料理の煮物の鶏肉や椎茸などを切って入れることもあります。米油を使うと、サクッと軽く揚がります。

【材料 4人分】
炊いたご飯 (2合分)
かまぼこ (1本)
かぼちゃ (1/8個)
三つ葉 (1束)
たまねぎ (1個)
小麦粉 (100g)
卵黄 (1/2個)
水 (140cc)
揚げ油(米油がおすすめです)
たれ: だし汁(300cc)、醤油(80cc)、みりん(100cc)、砂糖(少々)

【作り方】

①かぼちゃは細切り、三つ葉は3cnの長さに、たまねぎは薄切りにする。
 かまぼこは1.2cm角のサイコロ状に切る。

②①をボールに入れ、小麦粉大さじ1と混ぜ合わせる。

③卵黄、残りの小麦粉、水を混ぜて、天ぷらの衣をつくる。

④②を③に入れて混ぜる。

⑤おたまにとって170℃の油で揚げ、箸をさして衣が箸につかなければかき揚げの出来上がり。

⑥鍋にたれの材料を煮立て、かき揚げをくぐらせる。

⑦どんぶりにご飯を盛り、⑥をのせる。

かまぼこ料理のポイントは三つ

最後にかまぼこ調理のポイントを3点、ご紹介いたします。

一点目は加熱しすぎないこと。

かまぼこは熱に弱く、火を通しすぎるとプリッとした弾力から、コリコリとした食感に変わってしまいます。かまぼこは出来上がった料理に最後にのせるだけ。揚げ物の場合も、さっと短時間で揚げることをおすすめしています。

二点目は調味料は食べる直前に。

醤油や御酢、スパイスなどの調味料に長く漬けていると、かまぼこの食感がコリコリとした食感に変わってしまいます。食べる直前に和えるようにするのがポイントです。

三点目は料理にあった厚さを見つける。

かまぼこは切る厚さによって、食感が変わります。
3ミリに切ってしなやかさを楽しんだり、12ミリに切ってプリッとした食感を生かしたり・・・お好みの厚さを見つけてください。

冬のかまぼこレシピは他にも

かまぼこの冬レシピはいかがでしたでしょうか。
鈴廣かまぼこのホームページには、他にもたくさんのかまぼこレシピを紹介しております。

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