一年の感謝を伝える贈り物。
鈴廣では直営店やオンラインショップにて10月末より、年末年始向け商品を販売しております。スタッフやお客様が大切な方に選んだ贈り物、ひとつひとつ物語とともにご紹介します。
一年の感謝を伝える贈り物。
鈴廣では直営店やオンラインショップにて10月末より、年末年始向け商品を販売しております。スタッフやお客様が大切な方に選んだ贈り物、ひとつひとつ物語とともにご紹介します。
年末年始に人気な売れ筋は、紅白かまぼこと伊達巻の詰め合わせ「松寿」と「ちどり」。松寿は特上蒲鉾が入り4,400円(税別)、ちどりは謹上蒲鉾入り3,400円(税別)です。
親戚や仕事関係の方、お世話になった先生などに、毎年この「松寿」や「ちどり」を選んで贈られる方が多いようです。
「『普段の食生活に関わらずに、正月に美味しいかまぼこと伊達巻は喜んでいただけるから』というのが、こちらを選ぶ方が多い理由です」と鈴廣かまぼこ本店店長の田口は言います。
「松寿」と「ちどり」を入れる箱は限定の干支柄。
今年のデザインは、華やかな御所車をひく雄牛です。型染作家の鈴木結美子さんが、「2021年は丑年。大きな御所車を牛が粘り強く力一杯引くように、世の中の車輪がもう一度回りだしますように」との願いをこめて作りました。
「今年は私も両親も、お互いがんばったねといえる一年でした。正月というハレの日に、親子で特別なものでお祝いしたいと思っています」。
そうおっしゃるお客様は、職人手作りの、超特選蒲鉾「古今」紅白と超特選伊達巻「古黄」が入った「萠(もえぎ)」をご予約なさいました。
「古今」も「古黄」も、グチなどの高級魚しか使わず、調味料も芳醇な香りの本みりんや昆布など、天然素材の中からさらによいものだけを選んでおります。職人が魚一尾一尾を目利きして、魚の卸し方やすり方などの全ての工程で作り方を変え、素材のよさを生かしきる。「古今」や「古黄」の食感は職人にしか生み出せません。全国かまぼこ品評会で「古今」は、最高評価の農林水産大臣賞を連続受賞しています。
冬のにぎやかな食卓の風景ともいえるのが、おでんです。
ご自身と、離れたご実家の皆様とそれぞれで、鈴廣おでんを食べる予定とおっしゃるのが、鈴廣サウンドで音楽を選んでくださっているfountain 2 fountainのスズキショーンショウスケさん。「帰歳暮」という造語が生まれていますが、コロナ禍で帰省がかなわず、会えなかった家族や友人に会いたい気持ちを贈るギフトを指します。おでんはまさに帰歳暮にぴったり。
スズキさんは、「鈴廣のおでん種では『福袋』が好きで、子どもの頃から食べています。油揚げの中に、すり身やお餅や人参などが入っているのですが、小さい頃は弟もこれが好きで、いつも1個を彼と分けていました。今年はビデオ電話でつなげて、思い出話に花を咲かせながら、みんなでおでんを食べたいです。」
美味しくて、彩美しく、珍しいものを贈りたい方に人気なのが、「海山のおーどぶる」。白身魚のすりみと、海の幸や山の幸を重ねた、テリーヌのような一品です。
鈴廣7代目鈴木廣吉が、懐石料理からヒントを得て生まれた創作かまぼこですが、時代の好みの味に合わせて、アボカドやサーモン入りなどの新しい種類も増やしてまいりました。甘く煮た穴子とごぼうとすりみの「あなご・ごぼう」、ワインにもあう「いちじくとチーズ」など全6種類の味があります。
全6種類が入った「海山のおーどぶる詰め合わせ(い)」4,100円(税別)や、紅白かまぼこも入った「はまべ」4,350円(税別)などが、よく選ばれています。ライターのリッフ雅映子さんは、親友に「はまべ」を選ぶ予定といいます。
「友人はワインも日本酒もよく飲みます。年末年始は特に、美味しいおつまみはいくらあっても足りないくらい。海山のおーどぶるはカラフルだから、気分もあがるかなと思って」。
年末年始のギフトは、上記の特集ページよりご覧いただけます。
今年一年、いろいろなことがありました。
鈴廣スタッフ一同、この激動の年にも、魚をとり、かまぼこを作り続け、皆さまにお届けできましたこと、この上なくありがたいことと、感謝しております。
皆さまの、大切な方々に想いを伝えるギフト選び。
鈴廣をその一品に選んでいただけましたら、この上ない喜びです。感謝と新年の願いが伝わるよう、魚一尾一尾丁寧に作らせていただきます。