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こんにちは、鈴廣でデザイナーをしている櫻井真弓です。今日は私がおすすめするかまぼこピンチョスについてご紹介したいと思います。
かまぼこピンチョスとは、かまぼこの上に好みの食材をのせて食し、食感や味のハーモニーを楽しむ料理法です。
ぷりっとして歯切れのよい弾力のかまぼこに、魚介、野菜、花、ハーブなどをあわせながら、「どんな味になるだろう」「この食感同士の組み合わせは合うだろうか」とわくわくしながら、作ってみてください。途中で一口食べて、スパイスやオイルをまた足してみると、また違う味わいになります。
謹上かまぼこ
金箔
ウニ
ジュレ{お好みの分量で鯛だしを寒天と混ぜて溶いて、冷蔵庫で冷やしてジュレ状に固めたもの}
・かまぼこを厚さ15mm×35mmの賽の目に包丁でカットする。
・スプーンでジュレを平たくかまぼこの中央におき、ウニ、金箔の順番で載せて完成
謹上かまぼこ
生ハム
ドライいちじく
黒オリーブ(種なし)
バルサミコ酢
・かまぼこを厚さ15mm×35mmの賽の目に包丁でカットする。
・厚手の生ハムを長方形にカットし、右図の様に巻いてお好みの個数分を、薔薇の花びらの様に巻いていく
・かまぼこの中央に薔薇ハムをおき、ドライいちじくと黒オリーブをレイアウトし、最後に絞ったレモンかバルサミコ酢を小さじ1杯ほどひとふりし完成。
謹上かまぼこ
紫いも
ピスタチオ(ロースト)
メープルシロップ
バター
星口金{※代用でラップの中心くらいに指を置き、そこを支点にしてくるくると巻くと絞り袋のような三角の形になります}
・紫いもを目の細かなザル等でこした後メープルシロップとバターを混ぜ入れ、ペースト状に下ごしらえする。
・ピスタチオは殻から剥いて細かく砕いきローストしておく。
・かまぼこを厚さ15mm×35mmの賽の目に包丁でカットする。
・星口金(なければ※のラップを代用)で①の紫いもペーストをおき、②を紫いもにレイアウトし完成。
秋から冬にかけて、旬の美味しい食材がたくさん手に入ります。
私は魚市場で冬のウニや、朝市で薩摩芋やゆずなどを見ると、「かまぼこにのせたら、どうなるかしら」と考えてしまいます。私はデザイナーなので、ピンチョスの色彩を考えるのも大好きです。テーブルコーディネートのイメージに合うように、色からピンチョスに使う食材を選び、レシピを考えることも。私のクリエイティブな時間の過ごし方です。
皆さまも、素敵なお正月や年末年始をお過ごしください。
この記事を書いた人
櫻井 真弓
鈴廣のデザイナーとしてパンフレット等のデザインを担当。
美しく自然で、瞬時に伝わるデザインを日々模索しています。趣味は呑み歩きと旅行。