以前にコラム「年末年始は注意!正月太りにならない対策」をご案内しましたが、やっぱり食べ過ぎてしまって・・・というアナタ。すぐにリセットできる正月太りの解消法をご紹介します。
お正月はおせち料理やご馳走、お酒と高カロリーな食事が続くうえ、外出の機会は少なく消費カロリーが減るので、太りやすくて当然です。
大抵は会社勤めがスタートすれば自然に戻っていくので余計な心配はご無用、人体は短期間で増えた体重なら短期間で落とせるようにできているのです。
無理なダイエットをしなくても、ちょっとした生活の工夫をして、1月中にリセットすることを目指しましょう!
あせって無理な食事制限をして筋肉を減らしてしまい、逆に太りやすい体質になってしまわないよう注意しましょう。正月太りは基本的に食べ過ぎが原因なので、食べる量を以前のように戻したり、食事の内容を意識するだけでOK。お休み気分でいつまでも食べ過ぎてしまわないようにしましょう。
良質なたんぱく質とは、必須アミノ酸がバランス良く含まれたたんぱく質のことです。
必須アミノ酸はバランス良く含まれていることが大切で、上図の小麦タンパクの様に一つでも欠けているものがあると、その値までしか次のタンパク質合成が行われず、他は体外に排出されてしまいます。(実際には、他のタンパク質素材との組み合わせで合成されるので、全て排出されてしまうことはありませんが。)
図の魚肉タンパクの様に全てのアミノ酸がバランス良く含まれていると、効率良くタンパク質の合成が行われるのです。
良質なたんぱく質は、基礎代謝を上げるための筋肉維持に欠かせないことに加え、魚肉たんぱくは低脂質なので、正月太りを気にする方にオススメです。
一般的にアミノ酸バランスは、植物系より動物系タンパクの方が優れていますが、動物系タンパクの中でも肉や卵、乳製品は脂肪分が多いのがカロリーを気にされる方には心配なこと。
その点、魚のタンパク質は、低カロリーで高タンパク。
魚肉タンパク質を摂ることで、カロリーも抑えられ、効率よく身体を成長させることができます。
水分を多く含むお粥や雑炊にすることで、お米の量を半分に減らせ満足感も得られます。
こまめな水分補給は、空腹感を和らげるでけでなく、排泄や新陳代謝を促してしてくれます。水はできるだけ常温で、お茶は温かくすると年末年始で疲れた胃腸を休めることができます。
ついついゴロゴロしてしまうので、やはり運動が大切。ウォーキングやジョギングなどの運動習慣のある方は良いですが、そうでない方は、意識的にちょっとでも体を動かすよう心がけましょう。
冬は基礎代謝が上がる季節で、実はダイエットに適した季節ともいえます。
基礎代謝が上がる季節だからこそ、お掃除でも散歩でも良いので、こまめに体を動かすことを心がけましょう。特に外に出て寒さを感じると「熱を作れ!」とカラダが働き出すので、積極的に歩く機会を増やすことも重要です。
激しい運動を始めるというよりも、まずは普段の生活で身体を動かすことを意識するとよいでしょう。
実は、冬は一年のうちで基礎代謝が良くなり、ダイエットに最適なシーズンなのです。ちょっとした生活の工夫で、正月太りを早くリセットしましょう!