こんにちは。お魚風味でタンパク質を効率良く補給できるペット用ふりかけ「ひとさじの魔法」を提供する鈴廣かまぼこです。
この記事では愛犬のおやつに関するお悩みを解決します。
『そもそも犬におやつをあげる必要ってあるのだろうか・・・』
そんな疑問を持つ愛犬家のあなた。
犬のおやつが果たす役割やメリット、そして栄養バランスも考慮した正しい与え方について詳しく解説します。
犬にとっておやつは単なる「楽しみ」だけではなく、健康維持やコミュニケーションにおいても重要な役割を果たします。
ただし与えすぎや栄養の偏りには注意が必要です。
それでは次のセクションからおやつの必要性や活用方法について一つずつみていきましょう。
はたして犬におやつは必要なものなのでしょうか。
結論としては、“おやつは必要”です。
ただし、おやつに対してどの視点からみるかによってとらえ方は変わります。
生きるために必須の栄養を摂取する“食事”という点でみると、必ずしもおやつが必要とはいえないかもしれません。
では、どういう観点でおやつが必要といえるのでしょうか。
犬と人間がお互い気持ち良い関係を築いていくために必要なトレーニング(しつけ)があります。
トレーニング時や良い行動をした時に、おやつを与えることで良い習慣を身につける手助けになります。
おやつを通じて犬との触れ合いが増え絆が深まります。
飼い主との信頼関係が強まり、コミュニケーションの一環としても役立つでしょう。
主食だけでは摂取できない栄養素や追加の栄養素(特にタンパク質など)を補うことで、健康維持に役立ちます。
次におやつのメリットとしてはどのようなものがあるかみていきましょう。
ここでは5つのメリットをご紹介します。
おやつは犬にとって楽しみのひとつとなります。
適度なおやつを与えることはストレスを軽減し精神的に安定させる効果があります。
特に犬の好物であれば、日常生活の中で楽しみが増すことになるでしょう。
おやつを与えることは、犬にとって喜びであり精神的な満足感を得ることにつながるのです。
一方で、苦手なものを克服するためのサポートとしておやつを使うこともあります。
例えばブラッシングや歯磨きなどの日常のケア。
はじめは嫌がるような苦手なケアもおやつを上手に使うことで嫌がらず楽しく行うことができるようになります。
しつけやトレーニングの際、報酬としておやつを使うことで、学習速度が上がり犬が新しい行動や習慣を身につけやすくなります。
犬が望ましい行動を取るたびにほめながらおやつを与えることで学習効果を高めるといわれています。
おやつを使ったトレーニングが楽しく、犬が自然に良い習慣を身につけるようになります。
おやつを期待することで、犬はモチベーションを保ってより意欲的な行動を取るようになるのです。
社会性を養うツールとしてのメリットもあります。
散歩で会う人や動物病院での診察、トリミングなど、飼い主以外の人と触れ合う機会が多くあります。
そういった際におやつを与えてもらうことで相手とのコミュニケーションが生まれ、犬の社会性が育まれていきます。
主食では補いきれない栄養素を効率よく摂取できるというメリットもあります。
特に日々の食事の栄養バランスが偏りがちな場合、おやつを通じて不足しやすい栄養素を補うことができます。
以下はおやつから摂取できる主要な栄養素とその例の一部です。
タンパク質やビタミンなど、成長に必要な栄養素を補給することができます。
筋肉や体組織の修復、成長に必要なタンパク質は特に成長期の子犬や高齢犬にとって重要です。
例えば、脂質の少ない魚肉由来のおやつであれば、消化吸収が良く筋肉の維持や健康増進に貢献します。
おやつにはビタミン類が含まれているものもあり、特にビタミンAやビタミンEが豊富なものは、犬の視力や皮膚の健康をサポートします。
また、ビタミンB群はエネルギー代謝を助け、活動的な犬の活力維持に欠かせません。
骨の健康を保つためのカルシウムや、免疫力や被毛の健康を維持するための亜鉛も、おやつから補給できる大切なミネラルです。
特に老犬や成長期の犬にとって、これらの栄養素をおやつで摂ることは重要です。
「同じフードに飽きてしまい栄養源のメインとなるフードを食べてくれない」といった悩みをよく耳にします。
そのような場合にもおやつを効果的に使うことで解決できます。
メインとなるフードに好きなにおいのするおやつをふりかけたり、トッピングとして添えたりすることで、食いつきがよくなります。
ここまでおやつの必要性やメリットについてみてきました。
続いて上手なおやつの与え方について、気をつけるべき点も交えて確認しましょう。
1日に与えるおやつの量は、犬の体重や年齢、運動量に応じて変わります。
一般的に、おやつは1日の総カロリーの10%以下に抑えるのが理想的といわれています。
おやつで与えたカロリー分はメインのフードを減らすようにコントロールしましょう。
おやつの与えすぎは肥満や消化不良を引き起こす可能性があるため、適量を守ることが重要です。
特に子犬のうちは消化器官が未熟なので適切なバランスで与えるよう注意しましょう。
トレーニングの後や散歩の後、食事の前後など、適切なタイミングでおやつを与えることが大切です。
トレーニング時にはご褒美として大きくほめながらあげましょう。
また知育玩具(犬が遊びながら学べるように設計されたおもちゃ)などにおやつを入れて集中的に遊ばせるという方法もあります。
飼い主がどうしても手が離せないときなどには有効です。
犬の筋肉や骨の成長、健康な被毛や免疫機能の維持にはタンパク質が欠かせません。
特に成長期の子犬やシニア犬にとっては質の高いタンパク質が重要です。
おやつの選び方も重要なポイントです。
成分表を確認し無添加で高品質なものを選ぶことが健康を守るためには欠かせません。
犬種や個体によって特定のアレルギーが出ることがあるため、健康状態に応じたおやつを選ぶよう注意が必要です。
ここまでみてきたとおり犬におやつは必要です。
適切な方法で与えることで、犬の幸福感や健康をサポートする大切なアイテムとなります。
ただし与えるタイミングや分量など注意すべき点は必ず守らなくてはいけません。
また、特にタンパク質をはじめとした栄養素を意識したおやつ選びも大切です。
毎日の食事にプラスして良質なタンパク質を摂ることは、子犬から成犬、シニア犬までどの年齢の犬にとっても重要です。
犬とのコミュニケーションや健康管理に役立つおやつを選び、日々の生活に上手に取り入れていきましょう。
すべての犬と人との暮らしをより豊かで楽しいものにしていけるように。