2024.12.24
たんぱく質ヘルスケアコラム>アスリート>二度の大怪我、リカバリー困難な競技性…|それでも戦い続ける水上スキーヤー廣澤沙綾と「サカナのちから」の関係値

二度の大怪我、リカバリー困難な競技性…|それでも戦い続ける水上スキーヤー廣澤沙綾と「サカナのちから」の関係値

水上スキーを始めて僅か3年で日本記録を更新、全日本選手権優勝を果たした廣澤沙綾選手。2013年に世界ランキングTOP10入りを果たしてからも、国内外を舞台に戦い続けています。近年はヨガインストラクターとしての一面も持つ廣澤選手に、競技の特性から食生活のこだわりまでをお聞きしました。

プロフィール

1984年、東京都出身。大学から水上スキーを始め、競技歴3年で全日本選手権優勝、アジア記録保持者に。世界ランキング上位プレイヤーのみが出場できるプロツアー「Moomba Masters」には5回出場した経歴を持つ。現在は日本や海外で指導者としも活躍。現役を続けるなかで出会ったヨガにおいても、インストラクター資格を取得し講師育成にも力を注いでいる。

――ご自身の競技活動についてお聞かせください。

例年行われる全日本水上スキー選手権大会とアジア選手権大会に照準を合わせつつ、今に至るまで現役を続けています。2013年に個人的な目標は達成してからは、世界のプロツアーではなく、アジア圏内の大会を中心に出場するようになりました。
それとは別に、近年は監督・コーチ業もやらせていただいています。これまでにインドネシア代表のコーチや、日本代表の監督も務めさせていただきました。来年はIWWF University Worlds Championshipという世界の学生大会に、監督として一緒に行かせていただく予定です。

――競技と指導はそれぞれどれくらいの割合でされているのでしょうか。

選手としての時間の方が、割合としては多いです。6:4ぐらいですかね。

――日本と海外どちらで過ごす時間が多いですか。

ここ数年は日本で過ごすことの方が多くなってきています。新型コロナウイルスの拡大を機に、生活拠点と滞在時間を大幅にずらしました。今は海外にいる時間を合計しても、1年のうち4ヶ月に満たないくらいです。日本で仕事もしているので、職場の理解をいただきながら海外に1ヶ月間コーチをしに行ったり、自分の試合に出場する時間を取ったりしています。

――前十字靭帯の怪我をされたと思いますが、競技においてどんな影響がありましたか。

もちろん体のダメージが大きかったです。水上スキーの種目では「ジャンプ」という種目を一番得意としているのですが、その種目ではやはり膝の痛みが出て跳躍力が低下しました。ただ水上スキーの3種目のうち他の2種目に関しては、全く問題なく続けられています。
怪我について振り返ると、1回目の怪我をした2019年は初めてというのもあり心配でしたし、リハビリも不安でした。ただ結果的には順調に回復できましたし、怪我をしたことで一生懸命やることや、しんどい期間も全部ひっくるめてもっと愉しむことの大切さを学ぶことができました。2回目の怪我は2022年、The World Gamesという試合の直前に怪我をしてしまいました。もちろん試合には出たかったなという気持ちがありましたが、それまでの過程の中で全力を尽くしたからこそ悔いなく怪我を受け入れることができて、自分の成長をすごく感じられる期間でもありました。

――怪我をしたことによって、精神面やマインドセットの部分で何か変化した部分はありますか。

怪我をしたことは自分にとってすごく良い転機になりました(笑)。
実は学生から競技を始めて約17年間、ずっと怪我なく競技を続けてきたんです。ですから仮にインタビューをされても、「怪我の経験はありますか」「何かを乗り越えたことはありますか」と聞かれる度に何と答えたら良いかわかりませんでした。だからこそ、怪我してやっと初めてアスリートになれた感じがしたんです。手術もしたことがなかったくらいで、これでアスリートっぽいことがもっと経験できると思いました。手術前は少しわくわくしたのを覚えています。(笑)
それとこの怪我をきっかけに、ずっと海外生活をしていたところから、日本にいる時間を増やしました。国内での時間が増えたことで他競技の選手との繋がりが生まれたり、海外生活で参考にさせていただいていたメンタルトレーナーの方に会いに行くことができたりして、可能性が多方面に広がりましたね。

――指導していた選手が怪我をしてしまうようなケースも、捉え方や感じ方が変わったでしょうか。

怪我をする前までは、正直なところ「本人のメンテナンスが悪かったのかな」くらいに思っていました(笑)。怪我をする人の気持ちを全然理解できていなかったですね。今は怪我をした人にしかわからない・見えない部分まで、しっかり汲み取るように意識していますし、指導における関係値を築くうえでも良い影響が与えられていると感じています。

――ヨガとの関わり方やインストラクター資格を取得した理由、競技活動との関係を教えてください。

2013年の世界選手権で自身の目標を達成したというのと、その辺りから腰の痛みなどがあったこともあり、一線から退いて他の活動にシフトしたいなという気持ちが芽生えました。その中で競技に取り入れていたヨガを深めてみたいという気持ちがあって、2014年にヨガインストラクターの資格を取得しました。ただ、当初は「教える」というよりも自分を「内観するため」に始めたんです。フィジカルではなくてメンタルや、自己認識や見えないエネルギーのことを知りたくて取得したんですね。
そこから知人がスタジオを立ち上げることになって、「教える」ということも本格的に力を入れるようになりました。ヨガを教える際にもフィジカル的な部分より、メンタルや哲学を大切にしているんです。私自身が競技を通じて感じてきた「今に意識を向けること」や「どういう風にすれば自分のパフォーマンスが向上するのか」「どう在りたいのか、人生をどう生きたいのか」という部分を、ヨガ哲学を通して学んでくることができました。インストラクターとしても、ヨガの哲学にアスリートとしての経験を交えつつ、現代的に広く伝えることを意識しています。

――アスリートを指導する中で、栄養の指導を行うことはありますか。

栄養や食事のことを切り取って指導するというよりも、“私たちは全てにおいて覚悟を持ってプレーしなければならない”という話の中で、身体づくりや食事を通したコンディショニングに触れることがあります。私はよく「あなたにとってアスリートってどんな人?」と聞いて、どのような発言や行動が相応しいのか、一人ひとりに自分で答えを出してもらって、それを意識づけるようにしています。それぞれが全力を尽くした上で、競技を楽しむことが何より大切だと思っているからです。競技をするうえで何をしたらベストパフォーマンスができるのかを自分で考えて、その中では当然、何を摂取するのかも影響してくるよね、という形で話をしています。

――ご自身は日頃どのような食生活を送っていますか。

基本1日2食であんまり食べないんです。オンとオフの差はあまりないですね。糖質を控えること、食べるもの、食べる順番は常に意識しています。気をつけることが普通になりすぎて、油っぽいものを食べることをエンジョイできなくなってきている状況です(笑)。あとは肉や魚だけでなく植物性のものを多く摂取していて、納豆のように消化の良いもの、調理しすぎていないものを意識して食べています。

――鈴廣かまぼこのイメージや、ご利用いただいている商品があれば教えてください。

鈴廣かまぼこさんの商品は、風祭に行く時に必ず買って帰ります。一番好きなのは塩辛です!絶対に3個ぐらい買って帰ります(笑)。祖母が昔、手作りしてくれていた塩辛とすごく似ているんです。シンプルにイカと塩だけの美味しさで、甘くないところが一番好きな理由です。あと最近だと、「フィッシュプロテインバー」を利用させていただいています。持ち運びにも便利ですし、消化が良いので練習や試合にも持っていくようにしています。

――鈴廣かまぼこが推進している「魚肉たんぱく」については、どのようなイメージを持っていましたか。

小学校の頃から身近にありましたね。同級生が遠足などにも必ずかまぼこを持ってきていたんです。それもあって「サカナのちから」を紹介いただいたくらいのタイミングで、何が特別に良いのかをその友人に説明してもらって。魚肉たんぱくはペプチドの状態で体に吸収することが一番効果がある、という話を聞きました。細かくなりすぎてもいけないし、お肉のように大きくなりすぎてもいけない、という知識を学んだんです。

――それで廣澤選手も「サカナのちから」を飲み始めてくださったのですね。

はい。というのも、試合に出ていると、どうしてもリカバリー命!な部分があって。特に水上スキーという競技は、無酸素運動で体に著しいダメージが残った状態で試合に出続けなければならないんです。すると、どうしても体の回復が間に合わなくて。「サカナのちから」はペプチドの吸収が早くて効果が出やすいので、そういったダメージを素早くカバーしてくれます。

――海外では魚肉がタンパク源として認識されていて、アスリートの栄養補給として積極的に食べられているのでしょうか。また海外アスリートは食に対してどのように向き合っているのでしょうか。

私が関わっている海外アスリートは、魚肉を意識して摂取している選手は少なくて。特にアメリカ人は少ないですね。アメリカのフロリダ州に滞在している時間が長かったのですが、最近になってやっと美味しいお寿司や魚料理が食べられるようになったなという印象です。日本と鮮度を比べるとどうしても劣ってしまいますし、調理もオーバークックで…調理しすぎ!!と感じるものが多いです(笑)
あと東南アジアに出かけると、揚げた魚が多い印象です。魚のすり身にしたって、魚自体の割合が少ない印象で。魚自体の美味しさがあまり感じられないものがまだまだ多いですし、新鮮な魚を摂取することの難しさを痛感します。アスリートも畜肉をメインに摂取している方が多い気がしますね。そういった環境下に滞在しなければならないからこそ、私自身は「サカナのちから」にとても助けられています。

――練習前後や試合直後のコンディショニングを行う中で、「サカナのちから」のどのように取り入れていますか。

練習のある日は基本的に朝飲んで、練習の前後にも飲んでいます。夜も飲んでいますね。常に近くに置いていることが多いです。試合中は食欲がなくなってしまうので、食べ物の代わりにまず「サカナのちから」を摂取していることが多いです。あると安心するんですよね。それに試合中は1日に何回も滑ることがあるので、体重のコントロールが難しいんです。たくさん食べなければならないけれど、他のプロテインバーやプロテインはほとんどの商品が甘くて、アミノ酸も甘く感じるのであまり口に入れたいと思えなくて。甘いものが苦手な私にとって「サカナのちから」はそういう点でも愛飲しています。競技をしていない時でも、寝る前に約20粒ほど飲んでいます。

――試合の日は「サカナのちから」をメインで摂取することが多いですか。

試合の日は「サカナのちから」と、他の食べ物だとバナナやゼリー状の栄養摂取剤を飲むことが多いですかね。食事をすると消化をすることにエネルギーを使ってしまう気がして嫌なんです。その分、リカバリーに使って欲しいと思ってしまいますね。

――色々なサプリメントを試されてきた中で、「サカナのちから」を愛飲している理由を教えてください。

一番の理由としては安心して口にできることです。あとは甘くないところと、錠剤タイプで水があればすぐに飲むことができる使いやすさが気に入っています。練習後にお腹が減っている時は「サカナのちから」を最初に飲んでいます。空腹も少し和らぎますし、持ち運びしやすいところもおすすめできるポイントですね。

――「サカナのちから」を飲んでいる時に感じられている効果はありますでしょうか。

体重のコントロールがしやすいことを実感しています。摂取していないと、空腹時に適当なものを口に入れてしまったりするんです。
正直なところ、実際に飲んでいる時にリカバリーの早さを感じるというわけではないんです。ただ、飲むことをやめた時に「最近疲れやすいな」と、そこで改めて「サカナのちから」の効果を感じて。飲みながらすごい効果を感じるよりも、私の中ではより信頼感が増していると思います。

――どのような方々におすすめしたいですか。

近年、平均寿命も長くなってきていて、自分の身体をより長く自由に動かせるような「健康経営」が必須になってきていると思うんです。長い身体のメンテナンスには日常生活の中で負担にならない工夫が必要だと思います。ぜひ簡単に摂取できる「サカナのちから」を取り入れて、一緒に長く健康で自由な体でいられたらと思います!

サカナのちから A forアスリート

運動時、運動後のアミノ酸リカバリーに!

より低分子化して吸収効率を高めた「サカナのちから A for アスリート」は、効率的にスタミナ補給、体づくりができ、
アスリート、スポーツを愛する方に最適なアミノ酸サプリメントです。

お試しセット 600円(税込648円)
詳細を見る
このサイトをシェアする
よく読まれている記事
お試しセット