2023.12.15
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来シーズンに備えるアスリートに! 冬季のコンディショニング方法

多くの屋外スポーツ、例えば野球、サッカー、陸上などは、冬はオフシーズンです。そのため冬をどう過ごすか、冬の間のコンディショニングをいかにうまくするかが、来シーズンに活躍するための鍵となります。
冬は寒さや乾燥などで身体に負担がかかりやすく、ケガや体調不良のリスクが高まります。また、トレーニングや試合の機会が減ることで、競技力や基礎体力が低下する可能性もあります。

逆に、冬の間にしっかりとコンディショニングを行えば、春には万全の態勢でシーズンインできるでしょう。

では、冬の間にどのようなコンディショニングを行うべきでしょうか?競技によって異なる部分もありますが、ここでは全般的なスポーツ選手におすすめの方法を紹介します。

冬に必要な身体のケア

冬の季節は、気温が下がり、体が冷えることが多くなります。しかし体が冷え、筋肉が固まることは、怪我や代謝が低下する原因になるため注意が必要です。

ケアを行うことで、冬の寒さによる不調を防ぎ、健康を維持できます。次のシーズンに向けて体調を整えましょう。

入浴や温熱療法で身体を温める

トレーニング後は、汗をしっかり拭き取り、濡れた服を着替えて体を冷やさないようにしましょう。体温が急に下がると風邪をひきやすくなるので、特に寒い季節には注意が必要です。お風呂に入ると血の流れが良くなり、お風呂上がりにストレッチをするとさらに効果的です。

温熱療法にはホットパック、温水浴などがあります。筋肉をほぐし、血行を促進し、自然治癒力を高める効果があります。特に冬のトレーニングでは、体が温まりにくく、怪我のリスクが高まるため、有効です。

可能であれば、トレーニング前に40℃以上の熱めの湯に体や(難しければ足)を15分ほど浸けるとよいでしょう。体を温めるだけでなく、リラックス効果も期待できます。

暖かい服装や防寒具で身体を保温する

首、手首、足首を温めることで体感温度が上がります。ネックウォーマー、手袋、長い靴下を使ってこれらの部分を保護しましょう。また、厚手の服よりも複数の薄手の服を重ね着することで、体温調節がしやすくなります。

ウインドブレーカーや防水ジャケットを含む重ね着ができるアウターを選ぶと、体温調節が容易になります。速乾性のある素材を最初のレイヤーとして着用し、その上にフリースや長袖シャツを重ねる方法がおすすめです。

十分な休息と睡眠をとる

睡眠は非常に重要です。特に、入眠後の最初の3時間は、深い睡眠が得られ、成長ホルモンの分泌が活発になります。このホルモンは筋肉や骨の成長を促し、体の代謝を整える役割を持っています。そのため、質の良い睡眠を確保することが、健康とパフォーマンスの向上に大切です。

また、週に1日か2日は休養日を設けましょう。体を十分に休ませ、次のトレーニングに備えることが大切です。休養日は、週の半ばや週末、または激しいトレーニングの間に取ると効果的になります。休息をしっかりとることで、体の回復を促し、最高のパフォーマンスを目指しましょう。

冬に大切な競技力の維持と基礎体力の向上

オフシーズンは自分の弱点を改善し、ライバルに差をつけるチャンスです。次シーズンのために準備する良い機会になります。シーズン中に行っていた練習だけでなく、基本的な体力作りにも取り組むことが大切です。

ウォーミングアップ

夏の時期と比べて冬の時期は体が温まりにくいです。その為、厚着をして入念にウォーミングアップを行う必要があります。 ウォーミングアップは、血流が良くなり、体温が上がり、筋肉や関節が柔らかくなる効果があります。
寒い場所でいきなり激しい運動を始めるのは危険なので、まずはじっくり15分程かけてストレッチや軽い運動をして体を温めましょう。これにより、筋肉の緊張が和らぎ、柔軟性が増します。

ウォーミングアップは、心拍数と体温を少し上げるものであれば何でも良いですが、運動の種類に合わせたウォーミングアップが最適です。例えば、走る前には下半身を中心にした運動を行いましょう。

筋力トレーニング

筋トレはスポーツの能力を上げるために大切です。トレーニングをしないと筋力が落ちて、パワーやスピードも落ちます。体幹トレーニングは、全身のバランスを整えて、力を最大限に出すために重要です。走り込みが中心の冬のトレーニングでも、体幹を鍛えることで、下半身の力を上半身にうまく伝えられます。

また、体温の約40%は筋肉から作られます。冷え性を改善するには筋肉をつけて体を動かすことがおすすめです。下半身の筋肉は体の中で大部分を占めるため、スクワットやウォーキングなどで筋肉を強化し、体温を上げましょう。

有酸素運動

冬に有酸素運動をすると、寒い時期に体がより多くのエネルギーを消費して体温を維持しようとするため脂肪燃焼に効果的です。冬のトレーニングでは、走り込みが一般的です。これには、3kmから5kmの長距離走から、50mから100mの短距離走まで様々な種類があります。
長距離は毎日の日課として時間を決めて走るとよいでしょう。短距離は寒い時期にフルスピードで走ると怪我をしやすいといわれています。余力を残して、5セット走ることから始めましょう。
また、フィットネスバイクやスイミングなども、冬の有酸素運動にはおすすめです。

クールダウン

軽いジョギングやウォーキング、整理体操などを行い急な体温低下を避けましょう。運動後は、体を温かく保ちながら筋肉の緊張を和らげ、疲れを早く取り除くことが大切です。これにより、次の運動にもしっかりと備えられます。

特に冬は、体が冷えやすいので、運動後のケアがとても重要になります。運動で汗をかいた後は、タオルでしっかり汗を拭き取り、濡れた服はすぐに着替えましょう。これにより、体温が急激に下がるのを防ぎ、風邪が引きにくくなります。

冬の身体づくりに欠かせない食事・栄養素

冬の寒さに負けず、バランスの取れた食事と適切な水分補給が大切です。運動と食事のバランスを考え、免疫力を高め、春に向けての体作りを進めていきましょう。トレーニングや試合の後には、筋肉の修復やエネルギー源となるために、タンパク質と炭水化物をバランスよく摂取することがおすすめです。

水分補給の重要性

冬には、体が自然と水分を失いやすくなるため、水分補給は特に重要です。夏と違って汗を感じにくいので、意識してこまめに水を摂る必要があります。

また、運動前には温かい飲み物を飲むことで、体が内側から温まり、発汗を促進する効果があります。例えばホットココア、ハチミツ入りレモネードなどがおすすめです。

筋力トレーニングと食事

筋力トレーニングを行う際には、肉や魚、卵、大豆製品、乳製品からバランスよくタンパク質を摂取し、ビタミンB群やビタミンCも忘れずに摂ることが筋力アップには欠かせません。
タンパク質は私たち人間の身体の基礎となる栄養素です。筋肉の基となり、アスリートにとっての丈夫な体づくりには不可欠といえます。

しかし、時間がないときや食欲がない時にタンパク質を摂取するのは大変な場合があります。
そんなときに手軽にタンパク質を補給できるのが魚肉ペプチドのサプリメントです。

ペプチドとは、たんぱく質が消化酵素で分解され、アミノ酸が数個固まった状態のこと。アミノ酸を2~3個まとめて取り込めるため、効率的に体内に補給することができます。肉や魚のたんぱく質からアミノ酸を摂ろうとすると、消化され吸収されるまでに3~4時間かかりますが、ペプチドでは、既に分解された状態ですので30~40分で吸収されていきます。

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食事量と運動量のバランス

運動をする際は、満腹でも空腹でもない状態が理想的です。運動前には炭水化物を中心とした食事をし、運動後には糖質とたんぱく質を含む食事でリカバリーしましょう。

食事と運動のバランスを考え、1日の食事で炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取することが重要です。また、減量時は食事の栄養バランスを保ちつつ、全体の食事量を抑えることが大切です。

まとめ

冬の間のコンディショニングは、来シーズンに向けてのパフォーマンス向上に非常に重要です。寒さや乾燥による身体への負担を軽減し、ケガや体調不良を防ぐためにも、適切なケアとトレーニングが必要になります。

身体のケアとして、身体を冷やさないようにして、十分な休息と睡眠を取ることが大切です。基礎体力を向上するため適切なトレーニングを中心にして、バランスの取れた食事と水分補給で筋力と免疫力を高めましょう。

冬の間にしっかりとコンディショニングを行った者が、春に向けて最高のパフォーマンスを発揮できると信じて頑張りましょう!

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