2023.09.08
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紅葉を楽しむ | 初心者向け登山ハイキングコース紹介

すっかり秋めいて紅葉シーズンとなりました。遠出をして紅葉ハイキングを楽しみたい人も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者におすすめの登山の選び方、紅葉の季節に登山を選ぶ理由、関東近辺の初心者向け登山ハイキングコース5選、ハイキングの準備について解説します。涼しくなって心地よい季節になりましたが、山の気温は下界と違って変わりやすく頂上付近になると寒くなります。準備を万端にして事故がないように、紅葉ハイキングを楽しんでください。

初心者の山の選び方

初心者が初めて登山するのに、山の選び方があります。選び方を間違えて、頂上まで辿り着けなかったり疲れたり失敗してしまうことがないよう、山の選び方を説明します。

標高

まずは標高が1,000m未満の山を選ぶことです。初心者が、標高1,000m以上の山を選ぶと、高山病のリスクが高くなります。標高が高ければ高いほど、平地との気温差に大きく影響します。夏は標高が高い山へ、冬は標高が低い山と選んでいき、特に初心者は標高が低い山を選びましょう。

歩行時間

次に、歩行時間が3〜4時間を目安とした日帰りできる山が初心者におすすめです。登山ガイドに載っている山の歩行時間は、休憩を含んでいない時間です。実際、休憩しながら登山します。山の地形や足場によって歩行時間は変わっていくので、登山経験者と一緒に考えて計画しましょう。

標高差

初心者のうちは、標高差が低い山を選ぶことが大切です。標高と標高差は違います。標高差とは、登山口と山頂の高さです。標高差が高いほど傾斜の幅が高くなり、上り下りも増えますので、登山レベルが高くなります。

関東近郊の初心者向け登山ハイキングコース

初心者におすすめの登山の選び方を踏まえた、関東近郊の初心者向けの登山ハイキングコースを紹介します。秋の紅葉シーズンは、新緑の季節とは異なる風情を持つ山を楽しむ絶好の機会です。今回は初心者にもアクセスしやすく、紅葉の美しい時期に登りたい山を5つ紹介します。

高尾山(東京都)

  • 標高 599m
  • 歩行時間 約1時間〜1時間30分
  • 標高差 約400m
  • アクセス JR中央線「高尾駅」より徒歩15分
  • 見頃 11月中旬~12月初旬

都会の喧騒を忘れさせる自然のオアシス、東京都八王子市に位置する高尾山です。手軽に日帰りで訪れることができるため、初心者や家族連れからも非常に人気があります。複数のコースがあり、緩やかな登りを選べば、どなたでも山頂を目指せます。紅葉の時期には、山肌を彩る色とりどりの葉っぱが、まるで絵画のようです。特に11月中旬から12月初旬にかけては、最も美しい彩りを見せてくれます。

御岳山(東京都)

  • 標高 929m
  • 歩行時間 約2時間〜3時間
  • 標高差 約800m
  • アクセス JR青梅線「御嶽駅」よりケーブルカーやバスを利用
  • 見頃 11月上旬~11月下旬

東京都青梅市にそびえる御岳山は、歴史と自然が融合した場所として知られています。渓流沿いに進むルートは、紅葉の季節には特に美しい景色を楽しめます。まるで錦絵のようです。11月上旬から下旬が見頃とされ、期間中は多くのハイカーで賑わいます。

筑波山(茨城県)

  • 標高 男体山標高877m、女体山標高871m
  • 歩行時間 約2時間〜3時間
  • 標高差 約600m
  • アクセス JR「つくば駅」よりバスで「筑波山神社入口」下車
  • 見頃 11月上旬~11月中旬

茨城県に位置する筑波山は、古くからの信仰の対象にもなっている名山です。男体山と女体山が存在し、どちらも紅葉の季節には美しい景色を楽しめます。特に11月の上旬から中旬にかけての紅葉は見物で、山の中腹から山頂にかけてのグラデーションは圧巻です。

陣馬山(東京都・神奈川県)

  • 標高 855m
  • 歩行時間 約2時間〜2時間30分
  • 標高差 約500m
  • アクセス 小田急線「秦野駅」よりバスで「大山ケーブル前」下車
  • 見頃 11月上旬~11月下旬

神奈川県に位置する陣馬山は、初心者から経験者まで幅広いハイカーに親しまれています。紅葉の時期には、山道沿いに広がる紅葉のトンネルを歩くことができ、その美しさには心奪われることでしょう。11月上旬から下旬が特におすすめの時期です。

大山(神奈川県)

  • 標高 1,252m
  • 歩行時間 約3時間〜4時間
  • 標高差 約800m
  • アクセス 東海道新幹線・東海道線「熱海駅」からバスにて「大山登山口」下車
  • 見頃 10月中旬~11月上旬

伊豆半島を代表する大山は、四季折々の表情を持つ美しい山ですが、紅葉の時期の大山は特に美しいとされています。山肌を彩る赤や黄色の葉は、まるで天然のアートのようです。10月中旬から11月上旬にかけてが見頃です。

初心者のためのハイキング準備ガイド

初心者が事故なく紅葉ハイキングを楽しむためには、必要な服装と持ち物がありますので、順番に解説します。また時間がない人の体力づくりのためにも、サプリメントを取り入れることもおすすめです。

服装

必要な服装は次の通りです。

  • レイヤリング
  • ベースレイヤー
  • 中間レイヤー
  • アウターレイヤー
  • 登山用靴

レイヤリング

レイヤリングとは、重ね着のことです。天候が変わりやすい山の環境に合わせた服装になります。低体温症を防ぎ、体温を低下させないように、重ね着で細かく脱ぎ着し調整していきます。ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーの3つの層を組み合わせることで、気温や活動量に応じて調整が可能です。

ベースレイヤー

ベースレイヤーは、吸汗性や速乾性があるアンダーウェアです。綿は避け、合成繊維やウールを選ぶとよいでしょう。

ミドルレイヤー

フリースやダウンジャケットなど、保温性のあるアイテムです。アウターレイヤーとベースレイヤーの間に着るウェアです。

アウターレイヤー

アウターレイヤーは、防風・防水のジャケットやパンツです。途中での雨や強風に備えます。

登山用の靴

足元は非常に重要です。滑りやすい山道もあるので、ハイキングブーツやトレッキングシューズを選びましょう。ブリスターや痛みを防ぐためにも、適切なサイズと、吸汗性・速乾性のある靴下を履くことをおすすめします。

必要な持ち物

ハイキングにおすすめの持ち物を厳選して紹介します。

  • リュックサック
  • 雨具
  • 地図やコンパス
  • 緊急用品
  • 水分・食料
  • サプリメント

リュックサック

1日のハイキングであれば、20〜30Lの容量が適切です。背中にフィットするものを選び、調整可能なベルトやサポートがあると疲れにくいでしょう。

雨具

突然の雨に備えて、軽量なレインポンチョやレインウェアを持参しましょう。寒さと汗で体が冷えてしまうことがあります。

地図やコンパス

迷わないように、ハイキングコースの地図やコンパスを持っていくことをおすすめします。

緊急用品

ホイッスル、懐中電灯、絆創膏、簡易の救急セットなども持っていきましょう。

水分・食料

適量の水(1〜2L程度)と、エネルギー補給のためのスナックやおにぎりを持参します。いつもと違った風景の中で摂る食事が登山の楽しみの一つでもあります。好きな食べ物を持って自然を満喫しましょう。

サプリメント

登山、ハイキングは舗装された道を歩くのと比べて体力を消耗します。素早く手軽に栄養補給する手段としてかさばらないサプリメントを持って行くと心強いでしょう。
サプリメントの中でも特に登山を楽しむ方におすすめなのが吸収の速い魚肉ペプチドのアミノ酸サプリメントです。私たちの体に不可欠なたんぱく質を効率よく補給できます。

ペプチドとは、たんぱく質が消化酵素で分解され、アミノ酸が数個固まった状態のこと。アミノ酸を2~3個まとめて取り込めるため、効率的に体内に補給することができます。肉や魚のたんぱく質からアミノ酸を摂ろうとすると、消化され吸収されるまでに3~4時間かかりますが、ペプチドでは、既に分解された状態ですので30~40分で吸収されていきます。

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鈴廣かまぼこ開発「サカナのちからA for アスリート」は、魚肉ペプチドのサプリメント。屋外でもアミノ酸を素早く補給したい方におススメのサプリメントです。

まとめ

初心者が紅葉ハイキングを楽しむための山の選び方や、関東近郊でおすすめの登山ハイキングコース、準備するべき服装と持ち物をまとめました。紅葉ハイキングを楽しむためにも、事前に入念な情報収集が必要になります。山の空気や、紅葉の景色を楽しみ、リフレッシュできますように。

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