さて、いよいよマラソン大会本番!今までの練習の成果を充分発揮して目標を達成しましょう。
ベストパフォーマンスのためのマラソン大会前日~当日の過ごし方のポイントをご紹介します。
レース前だからといって特別なものを食べる必要はありません。いつもと同じ食べなれているものを食べましょう。ただ、走るためのエネルギーとなるご飯、パン、パスタなどの炭水化物を普段より1~2口多めに摂るように心がけましょう。
脂っこい料理や、揚げ物は胃に負担がかかるので控え目に、アルコールも肝臓に負担がかかるので控えたほうが良いでしょう。(リラックス目的で、コップ1杯までならOK)
就寝前に明日の荷物チェックと、起きてからスタートまでの行動をシミュレーションしておくと気持ちに余裕が持てるので良いでしょう。
荷物は、ウェア・シューズ・ソックスなど必ず身に着けるものから、糖質・アミノ酸の補給食や参加証などまであらかじめリストを作っておいて漏れのないようにしておきましょう。
運動の30分後と就寝の1~3時間後は「筋肉づくりのゴールデンタイム」といわれ、この時間になると成長ホルモンの分泌が盛んになり、筋肉の修復が行われます。
そのタイミングで筋肉の原料となるアミノ酸が豊富にあると筋肉の修復がうまくいき、筋肉づくり・疲労回復につながるのです。
お休み前に、30分で身体に吸収されていくと言われているペプチド状のアミノ酸サプリメントを摂れば、睡眠中のゴールデンタイムのタイミングに合わすことができ、リカバリーがうまくいきお目覚めスッキリ!
ペプチドとは、たんぱく質が消化酵素で分解され、アミノ酸が数個固まった状態のこと。アミノ酸を2~3個まとめて取り込めるため、効率的に体内に補給することができます。肉や魚のたんぱく質からアミノ酸を摂ろうとすると、消化され吸収されるまでに3~4時間かかりますが、ペプチドでは、既に分解された状態ですので30~40分で吸収されていきます。
疲労回復・スタミナ温存のためにも6~8時間程度の睡眠は確保したいものです。ゆっくりぬるめのお風呂に入り、ストレッチするなどして、スムーズに眠りに入れるようにしましょう。
興奮してなかなか寝付けないときも、横になっているだけでも疲れは取れていると考えて、リラックスするようにしましょう。朝寒そうな時は、足を冷やさないため薄手のタイツを余分にはいておくと良いでしょう。
レースが始まった時に、活動モードにできるよう、スタートの4時間前には起きるようにしましょう。
朝食は、食べたものがエネルギーにかわる時間を考え、スタートの3時間前に摂るのがベストです。エネルギー源となる炭水化物をしっかりとるようにしましょう。ご飯やパン、パスタ、お餅などがおすすめ。主食とおかずが7:3くらいの割合にするのが目安です。
受付に時間がかかる場合があるので、1時間半前には会場に着いておくと良いでしょう。更衣室が混雑して慌てることもあるので、自宅でレースウェアを着て、その上に防寒用のウェアを着て、会場入りするのが良いでしょう。
受付・着替えが終わったら、ゆっくりストレッチをして集合を待ちましょう。やりすぎは禁物です。トイレも混雑しますので、余裕をもって済ませておくと安心です。
あとは、こまめに水分や栄養補給をしてスタートに備えましょう。
もし朝食が食べられなかったり、喉を通らなかった場合でも、ペプチド・アミノ酸系サプリやジェルがあれば大丈夫。たんぱく質や炭水化物はエネルギーにかわるのに時間がかかりますが、ペプチド・アミノ酸ならものの30分程で吸収されエネルギーとして使うことができます。
レースが終わり、ゴールした直後にはペプチドのアミノ酸のサプリを摂るようにしましょう。
先ほどご紹介した、「運動後の筋肉づくりのゴールデンタイム」に合わすことができ、傷ついた筋肉の修復、疲労回復に効果的です。
ぜひ、お試しください!
さあ、いよいよスタートです。気負いすぎてオーバーペースにならないよう注意して、ベストな走りをお祈りしています!!