こんにちは。お魚風味でタンパク質を効率良く補給できるペット用ふりかけ「ひとさじの魔法」を提供する鈴廣かまぼこです。
「最近、愛猫の毛並みが悪くなってきた……」
「うちのネコ、なんだか毛艶がなくなってきたような……」
ネコの毛並みに関するそんなお悩み、ありませんか? この記事では、ネコの毛並みや毛艶が悪くなる原因と、その改善策を詳しくご紹介します。
栄養が不足していたり、偏っていたりすると、ネコの毛並みが悪くなる場合があります。
食欲不振で食事量が減ってしまっていたり、逆に食欲が以前より増していたり、総合栄養食(キャットフード)を食べずにおやつばかり食べていたり……というような、食事のお悩みはありませんか。
こうしたお悩みはネコの毛並みだけでなく、身体の様々なところに悪影響を及ぼす可能性があります。特に食欲に変化が見られる場合は、早めに動物病院で診察してもらいましょう。また、日ごろのごはんが手作りフードである場合も、栄養が偏りやすいので注意が必要です。
病気や体調不良の場合、栄養不足でないにも関わらず、毛並みが悪くなる場合があります。
毛並みが悪くなる病気としては、例えば以下のようなものが考えられます。
慢性腎臓病などの腎臓系の病気では、全身に栄養がいきわたりにくくなるため、毛並みや毛艶が悪くなる場合があります。さらに、こうした病気で引き起こされる多飲多尿・嘔吐・下痢により脱水症状が見られる場合においても、毛並みや毛艶が悪くなります。
腎臓病においては、獣医師から食事制限をされる場合があるため、フードやおやつは慎重に選ぶ必要があります。
巨大結腸症や胃腸炎など、消化器系の病気による嘔吐・下痢・便秘が見られる場合においても、全身に栄養や水分がいきわたらず、毛並みや毛艶が悪くなる場合があります。
消化器系の病気は原因が様々であるため、こうした症状が見られたら早めに動物病院で診察してもらいましょう。
糖尿病や甲状腺機能亢進症など、内分泌系の病気でも、毛並みや毛艶が悪くなる場合があります。いずれの病気でも、多飲多尿や栄養の吸収が一部妨げられているなどの様々な理由から、全身に栄養や水分がいきわたらなくなることが原因です。
特に糖尿病においては、獣医師から食事制限をされる場合があるため、フードやおやつは慎重に選ぶ必要があります。
皮膚真菌症、アレルギー性皮膚炎、膿皮症など、皮膚の病気は毛並みや毛艶が悪くなる場合がほとんどです。このような皮膚病の場合、痒みなどの不快感から身体の一部をなめ続けたり、爪で引っかいたりする行動が見られ、その結果脱毛につながる恐れもあります。
少しでも「いつもと違うな」と思ったら、早めに動物病院で診察してもらいましょう。
病気で見られる嘔吐・下痢などの症状は、実はストレスによって引き起こされる場合があります。ストレスが原因の場合においても、こうした症状は毛並みや毛艶が悪くなる原因になります。
そのほかに、ストレスが原因でグルーミングが正常に行えなくなった結果、毛並みや毛艶が悪くなるというケースもあります。
老化により、ネコは身体の調子が悪くなってしまったり、毛づくろいが上手く出来なくなってしまったり、以前より食欲が減退してしまうことがあります。このような老化による様々な変化は、毛並みや毛艶を悪くする原因になります。
ネコの毛並みや毛艶を良くするためには、次のような方法があります。
ネコの毛並みを改善していくうえで、大切な栄養素は「タンパク質」「オメガ3・6脂肪酸」です。
特にタンパク質は毛並みの改善だけでなく、筋肉や臓器・血液を作るうえでも大切な栄養素です。フードを選ぶときは「タンパク質」「オメガ3・6脂肪酸」の有無と質、量を確認するようにしましょう。
なお、「オメガ3・6脂肪酸」は代表的なものとして、「αリノレン酸」「リノール酸」などがあげられます。こうした脂肪酸は植物油や魚油に含まれていることが多いです。総合栄養食は、ネコの健康にいい油が配合されているものを選ぶようにするといいでしょう。
甘味料や着色料といった不要な添加物がなるべく少ないフードを選ぶことも大切です。不要な添加物は体調不良を引き起こす可能性があるため、できるだけ避けることをおすすめします。
フードについて、相談に乗ってくれる動物病院もあります。特に治療中の病気・怪我がある場合、獣医師と相談しながら、フードの見直しをはかっていくといいでしょう。
鈴廣かまぼこの「ひとさじの魔法」は、良質な魚肉を原料に製造した、ヒューマングレードのペット用ふりかけです。原料の魚肉たんぱくを酵素で細かく分解することで、アミノ酸20種を吸収しやすい形にしているため、効率よくアミノ酸を体内に取り込むことが可能です。
「ひとさじの魔法」は保存料や化学調味料を一切使用していないというのもポイント。安心してペットに与えられるふりかけです。
ネコが日ごろ使っているトイレやベッドなどのネコ用品が汚れていたり、ネコが普段過ごしているお部屋が抜け毛やホコリなどで汚れていたりすると、細菌や害虫が発生しやすくなります。
細菌や害虫は皮膚病や胃腸炎をはじめ、さまざまな病気の原因になります。定期的にネコ用品やお部屋を掃除して、細菌や害虫の発生を防ぎましょう。
ネコにとってストレスを解消しやすい環境になっているか、もういちど生活環境を見直すことも大切です。ストレスを解消しやすい環境であるか、次のポイントをチェックしてみましょう。
ネコは高低差運動が大好きです。キャットタワーなどで高低差を作ってあげることで、
運動量を増やせるように工夫してみましょう。
トイレや爪とぎは、ネコにとってリラックスタイムであるといえます。一方で、リラックスできない環境でのトイレや爪とぎは、ネコにストレスを与えてしまいます。
トイレを清潔に保ったり、爪とぎの場所を増やすなどして、ネコがそうした行動を快適に行える環境を整えましょう。
ネコは大きな音が苦手です。生活音やスピーカー音、また近所で行われている工事の音も
ネコにとってはストレスの原因になります。なるべく静かな落ち着いた環境で過ごせるよう、飼い主側も気を配ってあげるようにしましょう。
ブラッシングは血行を良くする効果があり、毛並みの改善につながります。ネコは自分で
毛づくろいをしますが、全身を上手に毛づくろいできるネコは意外と少ないです。そのためネコの毛の長さに関わらず、できるだけブラッシングを行うようにしましょう。
ただし、皮膚疾患の場合は悪化する恐れがあるので、獣医師と相談することをオススメします。
ネコの毛並みは、栄養管理や生活環境の見直しによって改善されることがあります。
快適な環境を用意して、ネコにいつまでも元気で楽しく過ごしてもらいましょう。
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