小田原の梅は歴史が古く、戦国時代の武将、北條氏が統治していた約600年ほど前から梅の栽培が行なわれており、城下にたくさんの梅が植えられていました。江戸時代には「東海道中膝栗毛」などに梅漬が小田原の名産品として登場しています。
そんな古くから愛されてきた梅の花を楽しめるスポットをご紹介します。
曽我梅林(別所梅林/原梅林/中河原梅林)
関東屈指の梅の名所、曽我梅林。
都内からも日帰りで訪れることができる、美しい梅の名所です。
曽我別所梅林富士の景色と35,000本の白梅の香りをお楽しみください。
曽我梅林(別所梅林/原梅林/中河原梅林)
■見頃:2月中旬~3月上旬
■場所:〒250-0205 神奈川県小田原市曽我別所282
■お問合せ:0465-42-1965(曽我別所 梅まつり観光協会)
小田原城
常盤木橋を背景に約250本の梅が咲く小田原城址公園。公園内では、白や淡紅の梅と、黄色く香り高い花を咲かせるロウバイを楽しむことができます。
古くから伝わる小田原の歴史ある美しい梅の花々とお城を訪れてみてはいかがでしょうか。
渓流の梅林(小田原フラワーガーデン)
全国でも珍しい、芝生の広がる梅林です。
早咲きから遅咲きまで、約300種の梅を楽しむことができます。
辻村植物公園
辻村植物公園は、辻村農園の梅園が前身の公園。
公園面積の大半を約560本もの梅が咲き誇ります。毎年開花の時期には、多くの人々で賑わいます。
幕山公園(湯河原梅林)
早春には約4,000本の梅の花が紅白の美を競い、恒例の「梅の宴」がさまざまな催しと共に開催されます。
公園は梅の甘い香りで包まれ、例年多くの観光客が足を運びます。
夜にはライトアップが行われ、暗闇に浮かぶ幻想的な梅の光景を楽しむことができます。
数多くの梅がピンク色の絨毯のように咲く、湯河原屈指の観光スポットです。
鈴廣 かまぼこの里「梅まつり」
鈴廣蒲鉾本店の前では、立派な「十郎(ジュウロウ)」、「八重寒紅(ヤエカンコウ)」が咲きます。
紅白並んで夫婦のような梅の木の周りでは、早春を感じるお花の香りで満ちていて、おだやかな気分にさせてくれます。
広い里内は傾斜も少なく、ゆったり花巡りできるのも魅力の1つ。少しずつ温かくなってくるこの季節に、梅の花を愛でながらのお散歩をお楽しみください。