
蒼い海、澄み渡る空、緑豊かな森。
誰にとっても心地よい、壮大な恵みです。
自然は私たちのいのちの源になる魚や野菜などの、食を育みます。
自然は強い。しかし、もろいものです。
人の暮らしが間違えば、自然のルールを忘れてしまえば、そのつけは巡り巡って・・・。
たとえばお水。
山に降った雨のしずくは、岩をすべり、川を流れ、大地に滲みこみ、地下をめぐり、海へ注ぎます。
そして魚をはぐくみ、私たちは魚をいただきます。
お魚が生き生きと育つためには、お水が空、森、里、川を全て通って、大地の栄養をたくわえながら、海に届かなければなりません。森から海までつながっていなければならないのです。
水を汚したら、そこのお魚、お野菜のいのちは耀けるのでしょうか。
大地の栄養がたっぷりの水を人間が使いすぎたら、海にとどく栄養が減ってしまいます。
森と海がいつまでも元気で、たくさんのいのちを育み続けられるように。
できることをひとつずつ、一歩一歩。
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うみからだいちの取り組み
森、里、海、生ける者全てのいのちは繋がっています。小田原の地で、循環を紡ぎ直す取り組みです。
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水源地の森林保全活動
魚が宿る海には、元気な森が必要でした。
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EVステーション
環境にやさしい電気自動車を充電できるポイント。
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再生可能エネルギーへの取り組み
地産地消の再生可能エネルギーへの取り組み
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かながわプラごみゼロ宣言への賛同
かながわプラごみゼロ宣言に賛同いたしました

誰かが誰かを想う。人と人がつながっている。
そんな素敵なことがいっぱい、私たちのふるさとに溢れています。
私たちはふと故郷を思い出します。
そして故郷に住む家族、友、知り合いを懐かしみます。
煮物を食べて、母の味を思い出すかもしれません。「今度は私がつくってあげよう」
桜を見て、友とした花見を思い出すかもしれません。「夏祭りには久しぶりに実家に帰るかな」
ふるさとから届いた野菜を手にとって、
「この野菜を作っている人、どんな人なのだろう。きっと優しい人なのだろう」
と思うこともあるかもしれません。
久しぶり。元気かな。がんばろう。
いてくれてほんと、ありがとう。
鈴廣はふるさとの人と人がつながる時がもっともっと増えるよう、貢献していきたいと思っています。
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地元のお祭りのお手伝い
人が久しぶりに集う祭り。花火大会や
小田原城で開かれるお祭りをもりあげます。 -
湘南ベルマーレへの協賛
地元の人たちがスポーツを通じてつながる。
湘南ベルマーレへの協賛をしています。

伝統文化とは、ご先祖様達が培った考え方の表れだと思っています。
たとえば、「総てに神が宿る」
森にも海にも魚にも道具にも神様がいる。
人間が自然を支配しているのではなく、生かされているのだということを
昔の人は忘れずにいきていたのだろうと気づかされる言葉です。
食べ物を残したらもったいないよ、
という気持ちもここにつながっているのでしょう。
伝統的なお祭りや工芸品には、この日本人のこころが脈々と受け継がれています。
伝統文化を残し、大切な日本のこころを次の世代につなげたいと思います。
また伝統文化に流れる考え方を、新しい取り組みのなかに生かし、
歩んでいくことも大切なことと考えています。