かぼちゃは「南瓜（なんきん）」という字にも表されているように、夏野菜という印象をお持ちの方も多いかと思いますが、「冬至の七種（ななくさ）」の一つでもあります。寒い冬を健康に乗り切れるようにと、冬至にかぼちゃを食べる風習は今でも受け継がれています。

12月の季節のタルトは、そんなかぼちゃをたっぷり使った、ずっしりと食べ応えのあるタルトです。

ほっくりと茹でたかぼちゃはピューレ状にしてなめらかに。皮も手作業で角切りに刻みます。タルト生地にクリームチーズ生地と刻んだ皮を流し入れ焼き上げたら、その上にかぼちゃピューレとカスタードクリームを合わせたかぼちゃクリームを載せます。そして最後にバーナーで表面にこんがりと焼き目をつけます。

トッピングに小さなかぼちゃの形のチョコレートをちょこんと添えて。丸みのあるドーム型のケーキが、より一層可愛らしくみえます。

コク深いクリームチーズがかぼちゃの素朴な甘みと重なり合い、濃厚な味わいに。かぼちゃの優しい甘みが引き立ちます。

かぼちゃ本来の甘みを活かした優しい味わいなので、お子様のおやつにもぴったりです。ホットミルクと合わせて、召し上がるのもいいですね。

「かぼちゃのタルト」は、かまぼこの里「汐風カフェ」でお召し上がりいただけるほか、テイクアウトも承っております。

「汐風カフェ」ではケーキの他にも、旬の果物と名水「箱根百年水」でおつくりする「汐風のゼリー」や地産の食材を使って手づくりする「旬ジャム」などもご用意しております。どれも今しかとれない旬の果物を使ったスイーツばかり。

四季折々で移ろう“季節のスイーツとの出会い”をお楽しみください。