柚子のはちみつ漬けやホットドリンクなどでもよく見かけるように、柚子とはちみつはとても相性の良い組み合わせ。柚子の心落ち着く特有の香りと酸味、はちみつのまろやかな甘みが、寒さでキンと張り詰めた体をほっとほぐしてくれます。

12月のシフォンは、そんな柚子とはちみつの自然な味わいを活かしておつくりしています。

地元や国内の農家さんから届いた柚子は、果汁も果皮も余すところなく使用します。ひとつひとつ手作業で果汁を絞り、丁寧に種を取り除き、さらに果皮をすりおろします。柑橘の香りは皮にぎゅっと詰まっているので、このひと手間があることで、柚子特有の爽やかな癒しの香りが引き立ちます。

果汁とすりおろした果皮を加えた生地に、さらにはちみつを加えることでしっとりした口あたりに。まろやかでコクのある甘みが、どこかカステラのような優しい味わいに仕上がります。

ゆずとはちみつのシフォンは、シフォンサンドにアレンジして召し上がっていただくのもおすすめです。

ふんわりしっとりのシフォンケーキに生クリームをはさんで、上からはちみつをたっぷりと。それぞれの甘みが口の中にとろりと合わさり、思わず微笑んでしまうような幸せな気持ちになります。

柚子は日本料理でもよく使われるように、和風の味わいにもよく合います。体が冷えやすい時期なので、温かい緑茶と合わせてみてもいいですね。

「お陽さまのシフォン ゆずとはちみつ」は、かまぼこの里「汐風カフェ」でお召し上がりいただけるほか、テイクアウトも承っております。

テイクアウト用のシフォンは、８等分にしていただくのがおすすめです。一度に食べきれないときは、ラップで包んで冷蔵庫へ。天然の素材のみを使用しているので、なるべくお早めにお召し上がりください。