人間を含む全てのいのちはつながり、活かし活かされていると考えています。そのいのちのつながりが危うくなっている現代に、今一度食の循環を紡ぎ直す試みをしています。 小田原という海、田畑、森、水の恵まれたこの土地で、永年培ってきたかまぼこづくりのノウハウを活かした地産地消への挑戦です。 かまぼこを製造する際に発生する魚の残滓を肥料(魚肥)に加工しました。地元農家でオリジナル魚肥「うみからだいち」を使って育てた野菜や果物を、鈴廣が経営するバイキングレストランでサラダや食材に使用しています。併設するショップでは、野菜の販売も。生産農家は、売れることが約束されていることもあり安心して生産が出来る。また、お客様には生産者が分かるパネルを用意しているので安心してお召し上がりいただけます。また、その野菜や果物を使用したジャムやソースを作って販売しています。 大地から流れた養分で育った海の恵みを、もう一度大地に戻す食の循環モデルの繋ぎ役となる肥料のオリジナル魚肥『うみからだいち』の精製と供給を通じて、地元水産業と農業の連携・循環・地産地消を実現する事業です。 |
フード・アクション・ニッポンアワード2010は、食料自給率向上に寄与する事業者・団体等の取り組みを一般から広く募集し、優れた取り組みを表彰することにより、食料自給率向上に向けた活動を広く社会に浸透させ、私たちや未来の子供たちが、安心しておいしく食べていける社会の実現を目指すものです。 |
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